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【明和町】無形民俗文化財指定10周年「蓑村の虫送り」を実施します!

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こんにちは、美村アンバサダーのBUNSUNの川合です。

この記事では、三重県明和町無形民俗文化指定10周年「蓑村の虫送り」についてまとめています。

・蓑村の虫送りって何?
・蓑村の虫送りの歴史
・当日は何ができるの?

そのような疑問に、明和町の住民であるわたしがお答えします!

2024年7月13日(土)、蓑村区自治会主催の「蓑村虫送り」が開催されます。今年は特別な年で、太鼓寄進250周年と明和町無形民俗文化財指定10周年を記念します。みんなで楽しめるイベントをたくさん用意していますので、ぜひご参加ください!

明和町 BUNSUN
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蓑村の虫送りとは?

蓑村の虫送りは、子どもたちが松明を持ち、火や煙で稲につく害虫を追い払うことで豊作を祈るお祭りです。このイベントは、子どもたちが主役となり、地域の大切さを感じてもらうことを目的としています。

蓑村の虫送りの歴史

蓑村の虫送りは250年以上の歴史があります。
この行事の象徴である太鼓は、安永3年に上村の北岡源右衛門光章が蓑村の安全を願って神社に奉納したものです。現在使われているのは3代目の太鼓で、その音色は行列を導き、地域の結束を象徴しています。

蓑村の虫送りは戦時中に一度中断しましたが、昭和22年に復活し、平成26年には明和町無形民俗文化財に指定されました。最近ではコロナ禍で中止となった期間もありましたが、昨年の再開時には雨天にも関わらず、地域の子どもから高齢者まで老若男女約 100 人が 参加し、田園の側を松明を持って練り歩きました。

イベントの詳細

虫送りの行列では、子どもたちが手作りの松明を持ち、保護者と一緒に約250mを歩きます。今年は土曜日の開催となり、子どもたちが参加しやすいことから出発地点には縁日が充実していますよ!

スケジュール

2024年7月13日(土)

出発地〜到着地

出発地「とづか会館」前から到着地「鳥墓神社」前までの 約 250m を行列します。 出発点となる「とづか会館」はホールを交流の場として開放し、広場でのわたがしや福引き等の縁日が充実しています!

また、ゴールの「鳥墓神社」は、神庤(神宮の役所)の跡地に建てられた「宇尓神社」 土器の神様である「埴安姫命」が祀られていています。蓑村では古代から住民の手によって伊勢神宮へ土器が奉納され、現在も神宮で用いられる年間約 60,000 個が蓑村区内で焼かれていま す。そのような地域固有の歴史文化、伊勢神宮と明和町との深い関わりに子どもたちが触れる機会にもなりますよ。


【とづか会館】

鳥墓神社

まとめ

子どもが地元の歴史・文化に触れて自然の恵みや資源循環の大切さを楽しく学ぶことができる蓑村の虫送り。
三世代で楽しめるのもおすすめのポイントであり、涼しい夏の夕方をおじいちゃんおばあちゃんと松明を持って田んぼ道を歩きませんか?
当日は縁日も充実していますので、お友達や家族と夏の思い出をつくりに来てくださいね。

お問い合わせ

担当者TEL:080-3655-4140(瀬田)
Email:cheershare@ionotot.co.jp

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明和町/Webマーケター

三重県明和町の生まれ。地元の高校を卒業後、地元の企業で約7年間の経験を積み、その後Webマーケティングの会社を設立しました。
美村で好きな季節は、夜に明和町の海から心地よい風が吹く夏の終わり。昨年、複合型サテライトオフィス「明和インキュベーションセンター」もオープンし、地域内外の交流促進も活発になってきています。落ち着いた自然と住みやすい環境の美村地域を楽しんでください!

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