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 VISON[ヴィソン]は最悪・いまいちなのか?10の口コミを現地で検証!

VISON[ヴィソン]は最悪・いまいちなのか?10の口コミを現地で検証!

2024.03.22

こんにちは。美村観光アンバサダーの織部です。

この記事では、三重県多気町にある日本最大級の商業リゾート施設「VISON[ヴィソン]」の口コミについてまとめています。

・VISON[ヴィソン]はどういう所なの?
・VISON[ヴィソン]は最悪って本当?
・VISON[ヴィソン]の口コミを知りたい

そのような疑問に、美村アンバサダーでWebライターの織部が現地取材を元にお答えします!

記事の前半ではVISONについての基本情報を、それ以降はネットでよく耳にする10の口コミについて徹底的に検証していきます。

・VISON[ヴィソン]に行きたい
・VISON[ヴィソン]のことを詳しく知りたい
・VISON[ヴィソン]の口コミが本当か知りたい

そのような方向けの記事になっていますので、ぜひご覧ください。

目次

VISON[ヴィソン]とは?

美村マルシェ
VISON[ヴィソン]とは三重県多気町にある「日本最大級の商業リゾート施設」で、2021年7月にオープンしました。

三重の自然や文化、洗練されたお店やホテルが1つのエリアにぎゅっと集まり、マルシェやレストラン、ミュージアム、アトリエなど70店舗ほどで構成されています。

VISONは広いことでも有名で、その広さは東京ドーム約24個分(約119ha)になり、「山の麓にリゾート施設が広がっている」というイメージです。

また、VISONがある多気町を含め、明和町・大台町・紀北町・度会町の5つの町は、「美村(ビソン)」と呼ばれています。

三重県の美しい風景がつまったこの5つの町は「デジタル田園都市国家構想」に取り組んでおり、自治体の枠を超えた連携による地方創生を目指しています。

VISON[ヴィソン]は大人のテーマパーク

VISONは大人のテーマパーク
VISON内は厳選されたこだわりのお店ばかりで、ナショナルチェーンはありません。

例えば、

・三重各地から集められた山や海の幸、スイーツ
・地域ゆかりの薬草(本草)を使った温浴施設やショップ
・多気町と美食を通じて友好関係にあるスペインのサンセバスチャン市で人気のバル 3 店
・ホテルヴィソンと旅籠(はたご)ヴィソンという2タイプの宿泊施設

など三重県ならではのお店や施設がそろっています。

実際にVISONを訪れてわかったのは、どのお店にもこだわって選ばれたものが並び、質が高く味わい深いものばかりだということです。

せかせかした日常を離れ、三重県の風土の中、特別な時間を過ごすことができるのがVISONで、「大人のテーマパーク」といっても過言ではないと感じました。

日帰りでは回りきれないほどのショップやレストランがあるので、できればホテルに泊まってじっくりと味わいたい場所になっています。

VISON[ヴィソン]10の口コミを現地で検証!

実際に現地に行くと、VISONのHPやネット上の口コミだけでは分からないことがたくさん見えてきました。

よく耳にする口コミを中心に、VISONの実際のところを解説していきます。

口コミ①:広すぎて回りきれない

VISONの全景
■結論:広いので「どこに何があるか」を把握してから行こう

1番よく聞かれるのが「VISONが広すぎて店舗を回りきれない」という口コミです。

それもそのはず、

・VISONは東京ドーム約24個分(約119ha)の広さ
・山の地形に沿って自然の中に建物や駐車場を分散させ、一つの村であるようにつくられた大きな施設

という特徴がVISONにはあるから、「広すぎる〜」という感想が多いのは無理もないことです。

ですので、どのエリアにどのような施設があるのかを事前に調べてから遊びに行くことをおすすめします。

■VISONのエリアとその特徴

ざっくりとしたエリアの特徴は以下の通りです。
スウィーツ ヴィレッジ
【スウィーツ ヴィレッジ】

ショコラやスイーツ、ベーカリーのレストランカフェ。

有名なパティシエ辻口博啓氏がプロデュースするお店なので、土日等は混む前に行くのがおすすめです。

マルシェ ヴィソン
【マルシェ ヴィソン】

松阪牛や伊勢エビ、鮑、産直野菜や果物など、三重県の美味しいものがそろっている人気のエリア。

食べ歩きできるお店や新鮮なマグロ丼、お刺身、豪華なお肉料理まで食べられるレストランもあります。
アトリエ ヴィソン
【アトリエ ヴィソン】

猿田彦珈琲や迂白(うはく)の美味しいソフトクリームの他、ミュージアムやギャラリーがある素敵な場所。

美味しいコーヒーを飲みながらほっと一休みできます。
和ヴィソン
【和ヴィソン】

うなぎやすき焼き、天ぷら、蕎麦など、日本食のレストランが集まったエリア。VISON内は飲食店がたくさんあってどこで食事をするか迷うので、事前にランチのお店は決めておくと安心です。

食事以外にも食べ歩きができるお店や味噌、醤油、出汁、味醂など、日本食には欠かせない調味料の専門店もそろっていてお土産にもおすすめです。
サンセバスチャン通り
【サンセバスチャン通り】

多気町と「美食を通じた友好の証」を結んでいる、スペインのサンセバスチャン市で人気のバル 3 店がある通り。

その他にも伊勢プリンやバスクチーズタルト、どら焼き、和菓子などスイーツのラインナップも豪華なので、絶対に外せないエリアです。
木育エリア
【木育エリア】

本物の木や森に触れられる体験型の施設「kiond(キオンド)」があるエリア。子どもが遊べるキッズパークや森のアクティビティだけでなく、大人もじっくり楽しめるウッドクラフトなどのワークショップもあります。

施設の前にある広い芝生や森を見ながら、のんびりすることができますよ。
農園エリア
【農園エリア】

農園レストランNOUNIYELL(ノウニエール)と、敷地約9000平米のサスティナブルなオーガニック農園が広がる心地よいエリアです。

VISONの中では高い場所にあるので見晴らしも良く、三重県の山々と空に浮かぶ白い雲、畑の緑のコントラストが心にしみる素敵な空間です。
本草エリア
【本草エリア】

季節に合わせたオリジナルレシピの薬草湯に入れる特別な温浴施設「本草湯(ほんぞうゆ)」。VISONのホテルに宿泊しなくてもお風呂だけ入ることができます。(営業時間は6:00~24:00)

また、本草湯から少し離れたカフェ「本草研究所RINNE」では和草茶の飲み比べを楽しんだり、心地よい暮らしのためのアイテムも購入できます。

口コミ②:混んでいて行列がすごい

VISONの猿田彦珈琲
■結論:土日や連休などは混んでいるときもあるので、まわり方を工夫しよう

VISONができてからまだ数年ですし、同じような場所はなかなかないので、土日などは混雑することもあります。ゴールデンウィークやお盆の期間なども同様です。

ディズニーランドでも京都でも人気がある場所は混むので、こればかりは仕方ないところです。ですので、 大切なのは「混んでいることを見越してどのように行動するか」だと思います。

VISONのまわり方のポイントやおすすめコースをご紹介します。
𦚰口の鮪
■朝8時からスタート

混み出す前に動きたい方は、8時に開店するお店からVISONを回りましょう。

・猿田彦珈琲で朝のコーヒー
・Mariage de Farine(ベーカリー)で焼き立てパン
・𦚰口の鮪でまぐろ丼

美味しいものが朝からそろっているので、朝食抜きで遊びに行くのもOKです!
食べ歩きができるお店
■10時〜11時の開店と同時に動く

食べ歩きができるお店は10時スタートが多く、レストラン系は11時からがほとんどです。(特に和ヴィソン)

朝8時〜9時にVISONに行ければ、 混雑の波が大きくなる前にお店に入ることができます。
マルシェビソンの和菓子
■12時〜14時は混雑

この時間になるとどうしても混んでしまうので、エリアを定めてその中で行列に並びつつ、スイーツやお土産などを買うのも良いのではないでしょうか。

・サンセバスチャン通りの伊勢プリンやバスクチーズタルト
・マルシェ ヴィソンのたいやきやフルーツ大福、和菓子
・スウィーツ ヴィレッジのショコラやスイーツ

などは行列に並んでも食べたいスイーツです。

また、思い切って本草湯に行って、薬草香る露天風呂で羽を伸ばすのもおすすめです!
マルシェビソンの新鮮なお肉
■15時〜17時 お土産を購入して家路へ

VISONは18時に閉まるお店が多いので、15時以降は帰り支度を始める人が増えてきます。マルシェ ヴィソンで新鮮なお肉や魚、果物や野菜などをお土産にしてもいいですね!

夕暮れ時の三重の山々を、農園エリアにあるNOUNIYELL(ノウニエール)でオーガニックコーヒーと共に楽しむこともできます。ただ、昼の部は15時に終了で、夜は17時から開店なのでそこだけはご注意ください。
VISONのうなぎ
■18時〜20時 レストランと本草湯

特別な食事を楽しむなら、うなぎやすき焼き、天ぷら、お肉料理などお店はたくさんあります。ただ、ホテルの宿泊客も食事に来るので、事前にしっかりと予約しておかないと席が埋まっている可能性がありますのでご注意ください。

また、食後に星空を眺めながら本草湯につかるのも最高です。お風呂は24時まで、併設のカフェは22時30分までなので、時間的余裕もあります。

薬草の染み入るような香りと湯けむりの中、日頃の忙しさをしばし忘れて、三重の自然とあったかいお湯にひたるのはいかがでしょうか。

口コミ③:値段が高いものが多い

VISONの入口
■結論:お手ごろ価格のメニューや商品もそろっている

VISONには三重県の選りすぐりの商品が集まっているのでその品質に応じた料金のものもありますが、手ごろな料金で食べられるものもそろっているのでリサーチが大切です。

ここでは購入しやすい価格で、私が実際に食べて感動したものを4つ紹介します。

■手頃な値段でびっくりするほど美味しいもの
【鈴木水産】伊勢まだいの刺身ごはん


【鈴木水産】伊勢まだいの刺身ごはん(990円・税込)

ローストナッツやゴマダレで和えた伊勢真鯛の刺身をのせた炊き込みご飯で、そのままでも美味しいのに、そこに熱々のお出汁をかけて食べる絶品飯!

真鯛とゴマダレの組み合わせが絶妙で、ミョウガや小ねぎの風味も加わり、あまりの美味しさにおかわりを真剣に考えました(笑)
【削節本舗 伊勢和】UMAMI醤油のらぁ麺
【削節本舗 伊勢和】UMAMI醤油のらぁ麺+TKGセット(1,450円・税込)

鰹節を販売しているお店が作る、出汁の旨味の塊のようなラーメン。セットで「生かつお節TKG(卵かけご飯)」をつけると幸せの極地です。

お盆に並んだお皿を見て、「どっちから食べたらいいのか?」「どうやって食べ進めるか?」などと迷いながらも、出汁の香りと旨味に包まれる最高の食事でした。
【EGUN ON】バスクチーズタルト
【EGUN ON】バスクチーズタルト(400円・税込)

今思い出しても、このタルトの濃厚なチーズの旨味と甘さ、いい感じの塩加減によだれが垂れそうです。(汚くてすみません)

タルトに使われているチーズは、世界三大ブルーチーズと評されるフランス産の「ロックフォール」。 こういう情報も食べたときの「おいしーい!」をさらに大きなものにしてくれます。

セットで買うとお得なので、お土産にもぴったりです。

・お持ち帰り用3個入り(1,100円・税込)
・お持ち帰り用6個入り(2,100円・税込)
【WARASHIBE たいやきわらしべ】わのたいやき小倉あん味
【WARASHIBE たいやきわらしべ】わのたいやき小倉あん味(280円・税込)

丸くてかわいいたい焼きで、食べる前から目を楽しませてくれます。「たい焼きは魚の形」という固定観念はあっという間に吹き飛び、「丸いたい焼きもすごくいい!」に変わりました。

そしてなんといっても、この「わのたいやき」は食感や味が最高です!

たい焼きにかぶりつくと表面は「カリッ」と音がするほどパリパリで、生地はモチモチ、あんこは上品な甘さで、口の中でこれ以上ないほどの三重奏が広がります。

小倉あん以外にもカスタードや伊勢茶あん、サツマイモなど、季節に応じた限定メニューなどもあります。ドリンクセットやまとめ買いはお得になるので、お好みに応じて選んでくださいね。

・わのドリンクセット 600円(税込)~
・わのたいやきセット 5枚 [袋入] 1,300円(税込)

口コミ④:暑さ・寒さ・雨の影響が大きい

VISONは屋外施設
■結論:屋外施設なので自然の影響を受けやすいが、自然を味わえる場所でもある

VISONは洗練されたお店と三重の自然が集まる「1つの集落」のようで、VISONの由来である「美村=美しい村」を連想させます。

「村」をイメージしているので施設はもちろん屋外にありますし、夏の暑さや冬の寒さ、雨風の影響を大きく受けます。ですので、 基本的には天候や季節をみこして遊びに行くのがおすすめです。

ただ、天気や季節など、自然の影響を味わうのもVISONの醍醐味の1つだと思います。

あたりを見渡せば山々に囲まれ、大きな空の下にVISONがあるのがよくわかります。

マルシェには地元でとれた新鮮な魚やお肉、野菜や果物にあふれ、本草湯に入れば三重の大地が育ててくれた薬草の香りに癒やされる。そんな自然とのつながりを感じられるのがVISONなのです。

「VISONは三重県の自然を味わえるオープンエアな場所」と考え、 天候や季節を選んで遊びに行くのがおすすめです。
VISONの建物は木製
■村のような商業施設がVISON[ヴィソン]

VISONが三重県の自然とつながっていることは、各店舗の建物に地元の木材がふんだんに使用されていることからもわかります。

木材で建物を作ると時間とともに表面の色が変わり、雨風を受けてゆるやかに劣化していきます。だから、VISONでは20年に1度のペースで木を張り替え、伊勢神宮の式年遷宮のようにメンテナンスをしていくそうです。

商業施設としてこれをやっていくには、相当の覚悟がないとできないことです。

・三重にしかない唯一無二の場所にしたい
・木材を使用することで地元の林業を下支えしたい
・訪れる人に最高の体験をしてもらいたい

そのような想いがあればこそではないでしょうか。

VISONは三重県の自然とそこで生きる人々が紡ぎ出している、ちょっと他所では見ない村のような商業施設なのです。

口コミ⑤:自販機やATM、コンビニがなくて不便

VISONは唯一無二の施設
■結論:こだわりのお店や物しかない洗練された場所がVISON

自販機・ATM・コンビニはもちろんのこと、ナショナルチェーンもないのがVISONの特徴です。

VISONはしっかりとした哲学を持ってつくられており、誘致するお店や施設づくりにもその想いが色濃く反映されています。

実際にVISONに訪れた者としても、「自販機・ATM・コンビニ」を置かない判断が正解だなと思います。その場の空気感ですが、「三重県とつながりのあるもの」「自然とつながっているもの」があの場所にふさわしく思えるからです。

「自販機・ATM・コンビニ」はあれば便利ですが、「便利」や「日常」などからはちょっと距離を置いた空間がVISONで、そこに身を置くことが心地良いのです。

ちなみにVISONではマイボトルを持っていけば無料で水が汲めるお店(和ヴィソンのクリンスイハウス)があるので、マイボトルを持参して行くのもおすすめです。

口コミ⑥:駐車料金が高い

VISONの駐車場料金
■結論:買い物金額に応じて、無料券がもらえるので大丈夫

「高い」と言われる駐車料金は以下の通りです。

・終日:60分/200円

VISONは訪れれば7〜8時間ほど滞在する方も多いので、「1400円〜1600円」の駐車料金となる場合も多いと思います。

ただ、一定金額以上の買い物をすれば、駐車料金が無料になるサービスがあるので、実際はもっと安くなります。サービス料金は以下の通りです。

・2,000円以上の買い物:3時間無料
・3,000円以上の買い物:6時間無料

※本草湯の利用:1,000円未満でも2時間無料
※カフェを利用:1,000円未満でも1時間無料
 →(対象店舗:猿田彦珈琲・HAPPA STAND・café Tomiyama)
※ホテル宿泊者:駐車料金はかからない

おいしいご飯や素敵なお土産、何個でも食べたくなるスイーツなどもあるので、VISONでの滞在を楽しめばあっという間に3000円以上の買い物をして「6時間」は駐車料金が無料になるかと思います。

ちなみに、無料券は店舗で買い物をしたときに、一定金額を超えるとQRコードのついたチケットをもらうことができます。
VISONの駐車場はゲートレス
■駐車場無料券の3つのポイント

①VISON内のレシートは合算できる

店舗で買い物をしたときに、他の店のレシートの金額も加えて、「合計3000円以上」になれば6時間無料券がもらえます。

例)

・お店で2000円買い物をする
・他の店の1000円のレシートを出して合計3000円にする
・6時間の駐車場無料券がもらえる

②駐車場の無料券は複数枚で利用できる

ちょっとややこしいのですが、3時間と6時間の無料券を合わせて「駐車場代金を9時間分無料にする」ことができます。

ですので、合計で5000円以上買い物をすれば、9時間分は駐車場代金が無料になります。

③駐車場からの移動時に精算は発生しない

VISONには8箇所の駐車場があります。ちょっと遠くのエリアに行く際は車に乗っていったほうが早い場合もあります。

このようなVISON内の駐車場移動では、駐車場代金の支払いは発生しないので安心してください。

VISONから帰るときに精算すれば大丈夫です。

ちなみに、VISONの駐車場の精算には以下のキャッシュレス決済が使用できます。

【交通系IC】

Suica/Kitaca/PASMO/manaca/TOICA/ICOCA/はやかけん/nimoca/SUGOCA

【その他キャッシュレス決済】

au PAY/d払い/LINE Pay/PayPay/楽天ペイ(RPay)/メルペイ/楽天Edy/iD/Visaのタッチ決済/WAON/QUICPay/QUICPay+

口コミ⑦:ベビーカーや車イスだと移動が大変

VISONのバリアフリー
■結論:坂道は多いがバリアフリーになっている

VISONの魅力の1つである買い物や食事ができるエリアは基本的には平坦なので問題ありませんが、ホテルヴィソンや本草エリア、農園エリアには坂道もあります。

どの道もバリアフリーになっていますし、ホテルヴィソンや本草エリアへの移動はエスカレーターやエレベーターがあるので安心です。

農園エリアについてはメインエリアから距離があるだけでなく坂道が続くので、自家用車や施設内を走る無料バスなどに乗ることをおすすめします。

口コミ⑧:帰宅時の渋滞がひどい

高速専用レーンの増設で渋滞はほぼ解消された
■結論:高速専用レーンの増設で渋滞はほぼ解消された

「帰るときの渋滞がひどすぎる」という口コミを耳にされた方も少なくないと思いますが、こちらはすっかり解決されました。

渋滞の原因は帰り道が1車線しかないことでしたが、2023年4月に高速インター専用レーンが増設され、以前のような渋滞問題は2024年3月現在、解消されています。

もちろん多くの人が帰り支度を始める土日の16時以降は少し待つこともあると思いますが、VISON開業時ほどの渋滞ではないのでご安心ください。
VISONの車中泊
■VISONには「車中泊」もあります

VISONには車中泊ができるエリアがあります(有料)。2023年12月にRVパークとしてリニューアルし、快適に車中泊が楽しめるようになりました。

そこはVISONで最も標高が高い場所で「奥VISON」と呼ばれており、多気の緑を感じながら静かな夜を過ごすことができます。

VISONを1日で回りきるのは難しいですし、車中泊をすれば帰宅時の混雑とは無縁になります。せっかく訪れたVISONを夜までじっくり楽しむのもおすすめです。

ちなみに、車中泊を申し込むと駐車場料金は終日無料となり、駐車場の精算機での手続きも不要になります。

■車中泊は全部で3タイプ

車中泊は3種類のサイトがあり、それぞれ広さと値段が異なります。
車中泊プライベートサイト
①プライベートサイト:5,000円~7,000円(税込)

45平米のゆったりとしたスペースで電源やフリーWi-FIも完備。タープやテント、たき火も楽しめるサイト。

隣のスペースとは木の柵で仕切られているので、周囲を気にすることなくのんびりと過ごすことができます。
車中泊オープンサイト
②オープンサイト:4,000円~6,000円(税込)

電源やフリーWiFiを完備したサイトで、バックオーニングやたき火も楽しむことができます。
車中泊フリーサイト
③フリーサイト:3,000円~4,000円(税込)

フリーWiFiを完備したシンプルなエリア。経済的にVISONでの車中泊を楽しむことができます。

*①〜③の価格はオープン記念の特別価格で「2024年6月末まで」となっています。

*GW・お盆・年末年始の期間や休前日・繁忙期の予約状況によっては、特別料金になる場合があるのでご注意ください。

■車中泊の施設・設備

・Wi-Fi:あり(無料)

・トイレ:男性:小(2個)、個室(1室) / 女性:個室(2室)
*本草湯の営業時間内(6:00-24:00)は、施設内のトイレも利用可。
*本草湯の営業終了後は「本草研究所」のトイレも使うことができる。

・ごみ処理:あり(有料)
*ゴミ処分費:500円/枚 ※45L指定ゴミ袋限定

・炊事場:あり(無料)
・発電機:利用可(夜21時以降の利用は不可)
・ペット:リードをつければ可

■車中泊の予約

予約の手順は以下の通りです。

①予約サイトから予約する

RVパークVISON予約サイト
https://d-reserve.jp/GSEA001F01300/GSEA001A01?hotelCode=0000001591

②当日は本草湯のフロントで受付

免許証と車のナンバーを申請します。

*車中泊の画像はVISON公式サイトより引用

口コミ⑨:ペットと過ごしにくい

ペット連れでも楽しめるVISON
■結論:すべてのお店でペットOKではないが、ペットが楽しめる場所が充実している

VISON内はペットと一緒に歩けますし、店舗の中まで連れていけるお店もあります。(介助犬・盲導犬・聴導犬はどの店でも同伴可能)

以下にそのお店をまとめました。

ペットと一緒に食事ができるレストランやペットOKなテラス席のある飲食店、ドッグランやペットの一時預かり施設などもあるので、VISON訪問するときの参考にしてください。
VISONのノウニエール
■ペットと入店できる5つの店舗

【NOUNIYELL(ノウニエール)】

・農園レストラン
・カフェ利用もできる
・獣医さんと作ったドッグメニューもあり!
HAPPA STAND(ハッパスタンド)
【HAPPA STAND(ハッパスタンド)】

・日本の伝統文化である「おちゃとうつわ」のお店
・オーガニック日本茶や美濃焼の器がそろっている
・緑茶やほうじ茶のドリンクやおにぎりなども楽しめる
嬉野とうふ のせ
【嬉野とうふ のせ】

・地元の大豆にこだわった作りたて豆腐を食べられる
・状況によってペットと入店できない場合もあり
豊農米蔵 produced by AKOMEYA TOKYO
【豊農米蔵 produced by AKOMEYA TOKYO】

・厳選されたごはんのお供や雑貨のセレクトショップ
・ワンちゃんを抱っこorカートに乗せての入店が可能
本草研究所RINNE
【本草研究所RINNE】

・オーガニックやヴィーガンなどのメニューもある和草茶のカフェと、暮らしにまつわる品が集まるお店。
・植物療法士や農業経験者、食に精通したスタッフさんとやりとりできます。
・ワンちゃんを抱っこorカートに乗せて入店することができます。
削節本舗 伊勢和
■ペットとテラス席の利用ができる食事やお茶ができる店舗

【サンセバスチャン通り】

・ARATZ(アラッツ)
・Casa Urola(カサ・ウロラ)
・Zazpi(サスピ)

【和ヴィソン】

・無添加商店 尾粂 三重VISON店
・削節本舗 伊勢和
・MIKURA Vinegary
・伊勢醤油本舗

【マルシェ ヴィソン】

・第十八甚昇丸
・𦚰口の鮪
・海女小屋 なか川
・鈴木水産
・GRILL EIGHT(グリルエイト)

【アトリエ ヴィソン】

・猿田彦珈琲 伊勢国 多気店

【本草エリア】

・本草研究所RINNE
芝生が気持ち良いドッグラン
■ペットの一時預かり施設

農園エリアにある「ani TERRACE(アニテラス)」にはペットホテルがあり、そこでペットの一時預かりができます。

また、広々とした芝生が気持ち良いドッグランもあるので、ペットと一緒に農園エリアに遊びに行って、NOUNIYELL(ノウニエール)で食事を楽しむコースもおすすめです。

口コミ⑩:交通の便が良くない

エリアタクシーでん多
■結論:路線バス・高速バス・エリアタクシー「でん多」を使う

VISONには自家用車で行く方が多く、公共交通機関で気軽にVISONに行ける環境がもう少し増えたら嬉しいところです。

多気駅からVISONに行く場合、おすすめなのがエリアタクシー「でん多」です。「でん多」を簡単にいえば「予約できる乗り合いタクシー」で、片道20分ほどの道のりを600円で乗ることができます。

こちらは事前に電話で予約する必要があり、タクシーに乗る前日から予約が可能です。「7:30~19:00」の時間帯でタクシーを予約でき、しかも「600円」だなんて夢のようです!

多気駅からVISONに行かれる方は、ぜひ乗ってみてください。

*「でん多」の詳細は多気町のHPで確認してください。
https://www.town.taki.mie.jp/life/soshiki/kikakuchosei/1/490.html

■路線バス・高速バスについて

タクシー以外の公共交通機関を利用する場合、VISONからの発着は路線バスと高速バスがあります。以下は2024年3月現在の発着本数です。

・名古屋〜VISON間の高速バス:1日5本
・松阪駅前〜VISON間の路線バス:1日10〜11本程度
・伊勢神宮〜VISON:1日5本

VISON[ヴィソン]は大人のテーマパークです

 VISON(ヴィソン)は大人のテーマパークです
この記事では、三重県多気町にある日本最大級の商業リゾートVISON[ヴィソン]の口コミを実体験を元に検証しました。

ポイントは以下の通りです。

・VISONは三重の自然や文化、洗練されたお店が集まっている場所
・混雑や天候の影響、不便さなどもあるが、それもVISONの特徴の1つ
・「三重にしかない唯一無二の場所にしたい」という思いが伝わる施設

実際に現地に足を運び、その場所の空気感や美味しい食事、人との関わりなどを通して、VISONでしか味わうことのできない特別な時間を過ごすことができました。

三重の歴史や風土を感じ、自然や季節を堪能できる大人のテーマパークVISON。

伊勢神宮からは車で20分ほどなので、伊勢参拝の折にはVISONにも立ち寄ることをおすすめします。

織部 悟

東京都/Webライター

普段は保育や子ども、子育てに関する記事を執筆するWebライター。

美村やVISONを旅して、東京にいるからこそわかる三重県や美村の良さを発信しています。三重県のお湯と薬草、空と大地、おもてなしの温かさを感じた「VISONの本草湯」の心地よさが忘れられない思い出です。

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