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築70年の古民家で味わう絶品薬膳カレー『木ままな美術館cafe萌音』|三重県度会町の隠れ家カフェ

築70年の古民家で味わう絶品薬膳カレー『木ままな美術館cafe萌音』|三重県度会町の隠れ家カフェ

2025.05.30

おしゃれで豊かな古民家の田舎暮らしを体験できるような、季節の草花に囲まれた小さな美術館カフェ。

この記事では、三重県度会町に2022年にオープンした「木ままな美術館cafe萌音」についてまとめています。

・木ままな美術館とは?
・cafe萌音で味わえるメニューが知りたい
・木ままな美術館cafe萌音はどんな人が運営している?

そんな疑問に、カフェ巡りが趣味の美村アンバサダー・キャスターマミがお答えします!

記事の前半では「木ままな美術館cafe萌音」の美術館としての歴史やお店について、後半ではカフェで楽しめるメニューについてまとめました。

・古民家カフェが好き
・季節の花が楽しめるオープンガーデンに行きたい
・絵手紙などのアート作品に触れたい

そんな方に向けた記事になっているので、ぜひご覧ください。

目次

『木ままな美術館cafe萌音』とは?

美村エリア、三重県度会町に2022年にオープンした「木ままな美術館cafe萌音」は、80歳の館長、井爪(いのつめ)貞子さんが運営するカフェです。

オープンにまつわる素敵なストーリーをお聞きしました。

築70年の古民家をリノベーションしたカフェ

長年、絵手紙の先生をしていた井爪さん。花を育てることも大好きで、いつか季節の草花に囲まれたカフェがやりたいと夢を描いていました。

絵手紙の生徒が、現在の度会町の古民家の情報を教えてくれて、コロナ禍に意を決してカフェに改装。娘さんにも手伝ってもらい、広いガーデンを見渡す古民家カフェを作り上げました。
築70年を超える立派な古民家。こだわりのガーデンには、休みの日やカフェ運営の合間を縫って、年中花が楽しめるようにさまざまな木や植物を植えているそうです。

観賞用のみならず、食べられる植物は、カフェメニューにも活用されています。
「伊勢志摩オープンガーデンの一か所にも登録されているので、気軽に散策してください」と井爪さん。

「デジタルデトックス、心の洗濯」をコンセプトとする「木ままな美術館cafe萌音」。アートにも植物にも詳しい館長、井爪さんとの会話は、心を豊かにしてくれますよ。

美術品の展示やコンサートも楽しめる

店内には、井爪さんの絵手紙や書が飾ってあります。心に響くような言葉の数々に囲まれて過ごすランチタイムやカフェの時間はまさに癒し。
また、月替わりの展示も行っていて、地域の画家さんや写真家さんの作品を観賞できる美術館としての側面もあります。

アコースティックコンサートや整体の日、英語を学べる日など、多彩なイベントも行われています。

お孫さんが運営しているという「木ままな美術館cafe萌音」のInstagramのカレンダーをチェックして、イベントの日を予約するのもいいですね。

館長・井爪貞子さんの20年にわたる「木ままな美術館」運営の歴史

井爪さんは、コロナ禍までの12年間、珍しい桜の品種「横輪桜」の名所、伊勢市横輪町で絵手紙作品などを展示する「木ままな美術館」を運営されていました。

その前身は、大台町の旧宮川村。共通点は「木」に囲まれていることです。

度会町に移転した新しいお店では、広いガーデンのある美術館にカフェをプラスし、井爪さんの新しい挑戦が始まっています。

地元食材にこだわった名物『薬膳カレー』とメニュー紹介

美術館とオープンガーデンが楽しめる「木ままな美術館cafe萌音」。

こちらで味わえるフード&カフェメニューを紹介します。

15種類の野菜をじっくり煮込んだ絶品薬膳カレーの秘密

「木ままな美術館cafe萌音」の看板メニューは、15種類もの野菜を使ったオリジナル薬膳カレーです。
ちょっとピリ辛のカレーに、元気に健康に過ごしてほしいという井爪さんの心が込められています。

玉ねぎ、カボチャ、にんじん、トマト、ナス、レンコン、ゴボウ、リンゴ、ピーマン、ズッキーニ、オクラ、エリンギ、マイタケ、生姜、ニンニク、大豆など、季節によって変わる15種類もの野菜がじっくり煮込まれ、深い味わいに。食べていると体がポカポカしてきます。
食器の下に敷かれているのは、絵手紙の先生でもある井爪さんの作品。温かさが伝わってきますね。

ハンドドリップコーヒーやスイーツなど充実のドリンク・デザートメニュー

オリジナル薬膳カレー以外のフードメニューには、ホットサンド、伊勢うどんがあります。

スイーツは、ぜんざいとアイスクリーム、日替わりのケーキが4~5種類。コーヒーの付くケーキセットもあります。
ハンドドリップのコーヒーは、バター焙煎ブレンドコーヒー、マイルドブレンドコーヒー、ウインナーコーヒー。紅茶、各種ジュース、コロナビールなどもそろっています。

アクセスと営業時間

「木ままな美術館cafe萌音」は住宅街の中にあります。迷われる方もいるそうなので、ナビをセットしてお出かけください。

また、年末から2月いっぱいまでは冬期休業されます。Instagramで営業情報を事前にチェックしてから訪れるのがおすすめです。
施設名
木ままな美術館cafe萌音
住所
三重県度会郡度会町上久具1109-2
電話番号
080-9732-4339
営業時間
11:00~16:00
定休日
木曜・金曜
冬期休業 年末~2月中
駐車場
約10台

『木ままな美術館cafe萌音』周辺の観光スポット

「木ままな美術館cafe萌音」から車3分で行ける、三重県度会町に行くなら立ち寄りたい観光スポットを紹介します。

宮リバー度会パーク

清流宮川の河畔に広がる公園、宮リバー度会パーク。
広々とした芝生広場やパターゴルフ場、テニスコートがあります。桜やあじさいなど、季節の花も楽しめます。

夏限定「遊水プール・鏡」

宮リバー度会パークの夏は、「遊プール・鏡」がオープンし子どもたちでにぎわいます。

ウォータースライダーや流水プールなど6種類のプールがあります。

いらっ茶いわたらい

度会町のお土産はここ。宮リバー度会パーク内のバザールわたらいの中にある特産品販売店です。
お茶やお菓子、採れたて野菜などをぜひゲットしてください。

【まとめ】築70年の古民家で芸術と食の融合を体験する『木ままな美術館cafe萌音』の癒しの時間

この記事では、三重県度会町の「木ままな美術館cafe萌音」についてまとめました。

「木ままな美術館cafe萌音」のポイントは以下の通りです。

・築70年の古民家で季節の草花を眺めながらゆっくり過ごせる
・館長の井爪さんの絵手紙や月替わりのアートが鑑賞できる
・薬膳カレーやスイーツでお腹も心も大満足

「木ままな美術館cafe萌音」で癒しの時間を過ごし、車3分で行ける三重県度会町の観光スポット「宮リバー度会パーク」にもぜひ立ち寄ってください。
ちなみに、

・VISONから「木ままな美術館cafe萌音」→車25分
・伊勢神宮から「木ままな美術館cafe萌音」→車25分

なので、VISONや伊勢神宮からの帰り道に立ち寄るのもおすすめです!

キャスターマミ

大台町/アナウンサー・ライター

三重県松阪市出身。地域おこし協力隊を経て大台町の観光情報発信を担う。みえ旅アンバサダー、OTONAMIE記者としても活動中です。おすすめのスポット、奥伊勢フォレストピアで楽しめる森林に囲まれた夏の川遊び、SUPから見る四季折々の峡谷の風景は絶景です。
美村エリアの絶景と共に知られざる新たな魅力を発信していきます。

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