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リニューアルした「ごかつら池どうぶつパーク」を徹底解説|三重県多気町の動物園

リニューアルした「ごかつら池どうぶつパーク」を徹底解説|三重県多気町の動物園

2024.07.04

こんにちは、美村アンバサダーのBUNSUNの川合です。

この記事では、三重県多気町の「ごかつら池どうぶつパーク」についてまとめています。

・リニューアルでどう変わったの?
・どんな動物がいるの?
・みどころは?

そのような疑問に、美村地域の住民であるわたしがお答えします!

記事の前半ではごかつら池どうぶつパークのリニューアルや動物についてを、後半ではごかつら池どうぶつパークの見どころや楽しみ方までまとめました。

・リニューアルと聞いて気になってる
・子どもが楽しめる場所を探している
・VISON周辺の観光スポットを探している

そのような方向けの記事になっていますので、ぜひご覧ください。

目次

ごかつら池どうぶつパークとは

「ごかつら池どうぶつパーク」は三重県の多気町にある「ごかつら池ふるさと村」にある動物園です。このごかつら池ふるさと村は「食べる・買う・遊ぶ・泊まる」がそろった施設で、VISONにお越しの際はぜひ立ち寄ってもらいたいおすすめの場所です。
ごかつら池どうぶつパークには27種類の動物たちがおり、入園料が手軽で園内もコンパクトな作りなので小さなお子さん連れの方にはぴったりです!

例えば、

・子ども自由に走り回っても目が届く広さ
・空調が整ったきれいな休憩スペース
・バリアフリーな施設なのでベビーカーでも問題なく楽しめる

という環境が整っているので、小さな子どもでも無理なく園内をまわって楽しむことができます。

大きな動物園のようにまわり方などを事前に調べて、無駄なく動いて…ということはありませんので、お子さんと一緒に気軽に遊びに行けるのが特徴です。

リニューアル工事の背景と目的

ごかつら池どうぶつパークは2023年の3月から、リニューアルオープンに向けて一時閉園をしていました。リニューアル工事の背景は施設の老朽化、動物たちの高齢化が進んだことが理由だそうです。

2024年6月29日(金)のリニューアルオープンに先駆けてプレオープンにお邪魔してきました!
ごかつら池どうぶつパークは外から見て変化がわかるほど大きく改修され、エントランス前の階段にはスロープがあり、階段を上りづらい方やベビーカーのお客さんに配慮された作りになっていました。
園に入ると目の前に広がる大きな芝生、園内を眺望できる「わいわいスロープ」が目を惹きます。

リニューアルしてガラッと変わったごかつら池どうぶつパークにぜひお越しください。

ごかつら池どうぶつパークの新しい3つの魅力

ごかつら池どうぶつパークはリニューアルと共に新しい動物を迎え、コンセプトが「ワンヘルス(One Health)」となりました。

「ワンヘルス(One Health)」とは「地球の豊かな自然環境をまもりひきつぐことを目的に、人・動物・生態系が健康で、良いバランスでささえ合い、良い状態をまもっていく持続可能な社会を作る」という意味です。(ホームページから引用)

新しいテーマを含めて3つの魅力がありますので、1つずつご紹介します。

①新しい動物が仲間入り

新しい動物は全部で4種!「オオサンショウウオ、ニホンキジ、アルパカ、ベネットワラビー」が仲間入りしました。

特に特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオは珍しい生き物です。

「オオサンショウウオって知っているけど見たことはない」という方も多いと思いますので、ごかつら池どうぶつパークに訪れた際は、ぜひオオサンショウウオを見てくださいね!

②動物の特性に配慮した展示方法

動物の特性に配慮した展示方法だと他の動物園とそんなに変わらないと思った方もいるかと思いますが、実際にプレオープンにお邪魔してみると他の動物園と違った素敵なポイントがありました。

それは動物がとにかく自由気ままに過ごしていること!

このポイントにはごかつら池どうぶつパークならではの工夫が隠されていました。
・砂浴びが好きなミーアキャットには穴掘りができるくらい砂を用意
・天気のいい日はカメを屋外で過ごさせる
・傾斜や高い場所を好むヤギのスペースには傾斜を活かした岩や丸太を設置
・動物に触れ合いを強制していない
動物たちは自由に楽しんでいるので思うように近くに来てくれない時もありますが、動物たちが自らのペースで遊び、自然界のような姿を見れて、これがまた可愛くて仕方がなかったです。

動物たちが人に合わせることなくストレスフリーにイキイキしている姿を、ぜひ皆さんもお楽しみください。

③「ワンヘルス(One Health)」がコンセプトの動物園

コンセプトの「ワンヘルス(One Health)」には人・動物・生態系が健康で、良いバランスで支え合い、良い状態を守っていく持続可能な社会を作るためといった意味が込められています。

そんなコンセプトに合わせて園内には工夫がいくつもあり、
・なるべく野生に近づけた飼育環境
・バリアフリーで車椅子もベビーカーでも移動しやすい
・休憩と読書ができる「ほこほこるーむ」
・子どもが遊べるアスレチックがある「わくわくぞーん」

など、遊びに来てくれた人だけでなく、そこで生きている動物たちの気持ちも尊重されたステキな動物園になっています。

ごかつら池どうぶつパークの4つの楽しみ方

ごかつら池どうぶつパークならではの楽しみ方を、プレオープンに行ってきた私がご紹介します!

①順路を気にしないでまわろう

ごかつら池どうぶつパークには順路はありません。動物園では矢印や看板で道順を示していることが多いですが、決められた道がないからこそ、ごかつら池どうぶつパークは楽しいのです!

園内がコンパクトでどこからまわっても見落としなく楽しめるので、ぜひお子さんが気になったところから遊びに行ってみてください。動物だけでなく公園のように広い芝生やアスレチックもあるので、子どもたちの遊びも広がります。
また、園内を巡回している飼育員さんに動物のことを聞くと、ちょっとした疑問にも丁寧に説明してくれます。動物だけでなく、飼育員さんとの距離が近いのもおすすめのポイントです。

夏休みの自由研究や動物に興味があるお子さんがいる方には、飼育員さんが優しく、アットホームな「ごかつら池どうぶつパーク」は全力でおすすめしたい動物園です!

②「わいわいスロープ」から園内を眺めよう

ごかつら池どうぶつパークの見どころの1つは「わいわいスロープ」。入場してすぐ目の前にスロープがあり、高い場所から園内を眺めることができます。

特におすすめなのがヤギの観察です。スロープからはヤギたちがいる崖が近いので、崖の傾斜具合やヤギが斜面をどう歩くかなどを見ることができるからです。
野生のように暮らすヤギたちの姿は、ごかつら池どうぶつパークの見どころの1つです。

③食事や飲み物はマルシェグランマキッチンで

園内には自動販売機がありますが、食事は園内にはありません。
食事をするなら園のすぐ隣にある「マルシェグランマキッチン」がおすすめです。(ごかつら池どうぶつパークは再入場可能)

空調も整っており、これからの季節暑くなるのでゆっくりと涼しい室内でお食事を楽しめますよ。
メニューも豊富で子どもが食べやすいピザやカレー、うどん、多気町産の伊勢とろろなどもあります。お弁当もあるので園内の芝生や休憩スペースで食べることもできます。動物園でピクニックを楽しめますね!

④年パスで気軽に動物園に行こう!

ごかつら池どうぶつパークでは年間パスポートの販売もしています。
大人
6,000円
子ども
4,000円
大人は7回以上、子どもは9回以上行くと元が取れる料金設定です。

多気町は子どもが遊べる場所が少ないので、年間パスポートを購入して公園のように動物園を利用するのも良いかもしれません。
こちらは一般の入場料です。

ごかつら池どうぶつパークへのアクセス

ごかつら池どうぶつパークは名古屋・大阪方面ともに、勢和多気I.C.から車で約10分の場所にあります。VISONからも車で約10分です。

お子さん連れでVISONに旅行の際は、ぜひリニューアル後のごかつら池どうぶつパークにもお越しください。

まとめ

この記事では、三重県多気町のごかつら池どうぶつパークについてまとめました。

ごかつら池どうぶつパークのポイントは以下の通りです。

・気軽に行くことができるアットホームな動物園
・お子様連れに嬉しい園内
・動物たちが自由気ままに過ごす姿にキュンとする
大きな広い動物園ではないので短時間で大満足できるのが特徴です。特にお子さん連れにはぴったりで、子どもが疲れてまわりきれなかった、という心配もありません。
VISONから近いので午前中は子どもが楽しむ動物園、午後は大人が楽しむVISONと分けて、お出かけを楽しむこともできますよ。

ちなみに、

・VISONから車で約10分
・伊勢神宮から車で約30分

となっておりますので、VISONや伊勢神宮からの帰り道にちょっと立ち寄るのもおすすめです!

明和町 BUNSUN

明和町/Webマーケター

三重県明和町の生まれ。地元の高校を卒業後、地元の企業で約7年間の経験を積み、その後Webマーケティングの会社を設立しました。
美村で好きな季節は、夜に明和町の海から心地よい風が吹く夏の終わり。昨年、複合型サテライトオフィス「明和インキュベーションセンター」もオープンし、地域内外の交流促進も活発になってきています。落ち着いた自然と住みやすい環境の美村地域を楽しんでください!

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