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【ゆったり滞在】VISON[ヴィソン]宿泊を夫婦2人で楽しむ過ごし方

【ゆったり滞在】VISON[ヴィソン]宿泊を夫婦2人で楽しむ過ごし方

2025.05.07

こんにちは、美村アンバサダーのBUNSUNの川合です。

この記事では、三重県多気町のVISON(ヴィソン)で宿泊し、ゆっくりと過ごしたい方におすすめの過ごし方をまとめています。

・VISON(ヴィソン)ってどんな施設?
・VISON(ヴィソン)は夫婦旅行に向いている?
・宿泊のおすすめの過ごし方が知りたい

そのような疑問に、実際にVISON(ヴィソン)に宿泊したわたしがお答えします!

記事の前半ではVISON(ヴィソン)が夫婦旅行に最適な理由を、後半ではVISON(ヴィソン)でゆっくりと過ごすおすすめの過ごし方をまとめました。

・忙しい日常から抜け出し、夫婦で落ち着いて過ごせる観光場所を探している
・食べる、過ごすだけでなく、たまには夫婦で何かを経験してみたい
・三重県内で非日常を味わいたい

そのような方向けの記事になっていますので、ぜひご覧ください。

目次

VISON[ヴィソン]が大人の夫婦旅行に最適な理由

VISON(ヴィソン)では、忙しい日常を忘れて特別な時間を過ごせるので、大人の夫婦旅行にぴったりです。

その3つの理由を1つずつ紹介します。

三重県の美味しいものがそろっている

ヴィソンは、三重県の名物や旬の食材がぎゅっと詰まった食のテーマパークとも言える空間です。

地元で採れた新鮮な野菜や伊勢うどん、松阪牛、さらには鳥羽産の海鮮など、三重県の「おいしい」が集結しており、訪れるだけで地域の豊かな味覚を堪能できます。

レストラン、マルシェ、カフェ、そして食べ歩きと、さまざまなスタイルで楽しめるのも大きな魅力です。

忙しい日常から離れ、夫婦でゆっくりとコース料理を楽しんだり、軽くお散歩しながら食べ歩きなど、楽しいひとときを過ごせます。

三重県の味覚をぎゅっと詰め込んだヴィソンは、美味しいものを楽しみたい夫婦にぴったりの旅先です。

移動しなくてもエリア内にお店が充実

ヴィソンは、広大な敷地内にグルメ、ショッピング、体験の各種施設が充実しており、徒歩で手軽に楽しめるのが魅力です。

移動に車や乗り換えを必要としないため、時間に追われずゆったりとした大人の夫婦旅行を満喫できます。

例えば、徒歩圏内にはレストラン、温浴施設、カフェ、物産店、体験施設などが点在し、どこへ行くにもアクセスが便利です。

とはいえ東京ドーム24個分の広さがあり、山の斜面にある施設なのでアップダウンもあります。ですので、敷地内を車で移動するのもおすすめです。

エリア内だけで完結するこの快適な環境は、移動ストレスがなく、充実した時間を過ごせる大人の夫婦旅にぴったりの環境です。

多気の自然をホテルのテラスから味わえる

HOTEL VISONのテラスからは、目の前に広がる山々と多気の自然を心ゆくまで感じることができます。

テラスから見える風景や、肌で感じる空気の変化が、日常では得られない癒しの時間です。

特にゆっくりと過ごしたい大人の旅行にぴったり!ホテルの窓から見る景色は、時間帯によって変化を楽しめます。

朝は、霧に包まれた静けさと澄んだ空気が漂い、まるで新しい一日の始まりを優しく告げるような瞬間。

昼になると、風に揺れる草木と青空が広がり、日常では味わえない解放感と新鮮な空気を体感。

夕方には、青と赤が混ざり合う幻想的な夕焼けが、まるで絵画のような美しさを演出し、夜には満天の星空が広がることで、普段は意識しない自然の美しさに癒されます。

ホテルのテラスで感じる四季と空の変化は、大人の夫婦旅に心のゆとりをくれる特別な時間となるでしょう。

宿泊1日目:ホテル時間をゆったり楽しむ

11時:VISON[ヴィソン]に到着

宿泊者はHOTEL VISON前にある「ホテル宿泊者専用駐車場」に駐車することができます。

駐車場が満車になる心配がないのは嬉しいところ。もちろん無料で利用できます。

11時頃にヴィソンに到着すると、多くの人が昼食を取ろうと動き始めています。

11時半には飲食店に人が並び始めるので、混雑を避けたい方はそれより前にお店を訪れることをおすすめします。

今回はゆっくりと買い物を楽しみたかったので、混雑する前にサンセバスチャン通りにある「D&DEPARTMENT MIE」とアトリエ ヴィソンエリアの「Gallery 泛白 uhaku」に行ってきました。



■D&DEPARTMENT MIE(ディアンドデパートメント ミエ バイ ヴィソン)
目印はこの「d」と掲げた看板です。

D&DEPARTMENTは、2000年にデザイナーのナガオカケンメイ氏によって創設された「ロングライフデザイン」をテーマにしたストアスタイルのプロジェクトで、全国47都道府県に1カ所ずつ拠点を展開。

三重県の拠点はヴィソン内にあります。

店内には、日用品や調味料、地域の特産品、酒類、ソフトドリンクなどがそろっています。
お昼の時間帯に行くと店内は落ち着いており、ゆっくりと商品を見ることができました。
※撮影時:日曜日・雨天
「キッチンに置きたい」「料理に使いたい」と家事のモチベーションが上がる料理酒や味醂などの調味料、ちょっとしたお土産に渡したいお菓子などがずらっと並んでいます。
アルコールやジュースもかなり豊富です。

「何を選んだらいいのか…」となりがちですが、1本ずつ味を細かく説明したメモがあるので、夫婦で選ぶのも楽しいですよ。

ちなみにヴィソン内には、コンビニや売店など、夜遅い時間に気軽にワインを購入できる場所がありません。

ビールやチューハイの自販機はありますが、ホテルでゆっくりワインを飲んで過ごしたい方には、こちらでお好みのワインを購入することをおすすめします。
他には、おうち時間を彩ってくれそうな食器や調理器具がありました。

休みの日を夫婦で料理してすごすきっかけを作ってくれそうな、素敵な商品ばかりでしたよ。
衣類、小物なども充実しており、どれも色使いが可愛いです。

特にトートバックはどれも柄が違い、個性的なものからシンプルなものまでそろっていて、見ているだけで心躍りました。

「おそろいはちょっと・・・」と気が引けてしまう方でも、ロゴだけ同じで柄が違うものだとおそろいでも身につけやすいかと思います。

パートナーに似合う柄のトートバックを探し合うのも楽しい時間になりますよ。
また、テイクアウトでコーヒーやどら焼きなども楽しめます。
どら焼きなどスイーツのお持ち帰りもあるので、ちょっとしたお土産にすることもできます。



■Gallery 泛白 uhaku
Gallery 泛白 uhakuは、この可愛い白の建物が目印です。
素敵な器や雑貨など、見ていて心洗われるような店内です。

Gallery 泛白 uhakuでは、滋賀県の牧場から直送で取り寄せたミルクで作るソフトクリームが大人気です。
お味はミルクそのものかのように濃厚。
それでいて後味がさっぱりしているので、夏にぴったりなヴィソングルメです。

ちなみに私たちが訪れた日は3月でまだ寒かったのですが、このソフトクリームを食べ歩きしているカップルを何組も見ました。

ほとんどの方は食べる前に、このぷっくりとしたなんとも言えない可愛いフォルムを撮影。

SNSでもよく見るこのソフトクリームの写真は、「ヴィソンに来た!」という思い出の1枚になっているようです。

13時:伊勢 翁で昼食

カフェにも行きたかったので、お昼ごはんは軽めにおそばを選ぶことに。

向かったのは、「そば打ちの神様」と称される翁達磨の創始者・高橋邦弘氏による、暖簾分け店「伊勢 翁」。

東海4県では初出店となる注目のお店が、ヴィソンにオープンしています。
席に着くと、まず温かい蕎麦茶をいただきました。
注文方法はタッチパネルだったので、店員さんを呼ぶこともなく自分たちのペースでゆっくりと注文できました。
外にはテラス席もあります。
ワンちゃん連れの方が利用されていました。
今回注文したのは、「ごまだれざるそば」、「花巻そば」、「いなり寿司」です。
【 ごまだれざるそば 】

コシのある蕎麦はのどごし良く、何杯でも食べられちゃうと思うほど。

ごまだれは濃厚で、ごまの香りとコクをしっかり感じられる味わい。

それでいて、蕎麦本来の風味を邪魔しない絶妙なバランスがたまりませんでした。
【 花巻そば 】

ヴィソンにある海苔専門店”のりもも”の海苔を使った蕎麦。あおさ海苔・生バラ海苔・焼バラ海苔と3種の海苔を使用しています。

海苔の多さにびっくりしちゃいましたが、この海苔の食感がコリコリと新食感でした。

蕎麦との組み合わせも最高に美味しくて、大袈裟かと思われるかと思いますが、「今まで食べた蕎麦の中で1番美味しかった!!!」です。

麺類の中ではうどん派だった私を一瞬にして蕎麦派へ変えた一品でした。

海苔とコシのある蕎麦の組み合わせがどうしても忘れられなくて、今度休みができたらもう一度食べに行く計画をしているほどです(笑)
【 いなり寿司 】

蕎麦だけじゃ物足りない方にぴったりなのが、このいなり寿司。2個セットなので2人で1つずつ分けるのもいいですね。

このうさぎの焼印が可愛くて、蕎麦を食べ終わるまでいなり寿司を食べるのを躊躇しちゃいました(笑)

いなり寿司のお味は、甘めです。酢飯にごまが混ぜ込まれているので、ごまの風味と甘さで酢独特の後味もなく、〆におすすめです。



ヴィソンでは、歩きながらいろいろなお店を巡るのが楽しみのひとつ。だからこそ、食べすぎると食後の散策がちょっぴり辛くなってしまうことも。

その点、おそばは軽めでちょうどよく、大満足のランチになりました!

14時:ホテルチェックイン手続き・カフェでスイーツを楽しむ

ホテルのチェックインは「15時以降だと非常に混み合う」という口コミを見たので、一足早く14時にチェックインの手続きを行いました。

カウンターやロビーが混雑することなく、手続きは約5分程度で終わり、とてもスムーズでした。

この手続きの際に荷物の預かりまでしていただけました。

預けた荷物は、15時にチェックインすると荷物が部屋にあるという素敵なサービスです。

手続きを終えるとルームキーをその場でいただけます。

※ルームキーを使い部屋へ入れるのは15時以降です。
〜 15時過ぎのホテルロビーの様子 〜

15時からはチェックイン手続きでロビーが混み合い、カウンター前には列ができます。

チェックインの手続きを12時〜14時に行うのはHOTEL VISONも推奨しているので、混雑を避けたい方にはおすすめの方法です。
私がヴィソンを訪れた時はあいにくの雨だったのですが、ホテルの入り口にタオルのサービスがありました。

ささやかな思いやりが心温まりました。
ホテルのロビーには伊勢茶のウェルカムドリンクがあります。

チェックイン手続き待ちの合間にホッと一息伊勢茶を楽しむのも良いかもしれません。
15時のチェックインまで時間があったので、ホテルから徒歩5分のところにある「cafe Tomiyama」で食後のデザートを楽しみにいきました。
注文したのは、ピスタチオのチーズケーキ、いちごのスフレロール、ミルクティー、カフェオレです。
ピスタチオのチーズケーキはSNSでよく目にしていたので「ヴィソンで絶対に食べる!」と決めていたメニューでした。

テリーヌのような柔らかく滑らかな舌触りのチーズケーキは、口にいれるとピスタチオの風味が広がり、ピスタチオ好きには大満足!

チーズもピスタチオもどちらも濃厚で、忘れられないケーキです。

今でも疲れた時に「ピスタチオのチーズケーキが食べたい・・・」と思ってしまうほどなので、休みを見つけて必ず食べに行きます。
いちごのスフレロールは、生地までいちごの風味がして、この時期らしいスイーツ。

厚切りで「少し量多いかな?」と思ったものの、スフレも中のクリームもびっくりするほど軽くて、夕食に響かないちょうど良い大満足スイーツでした。

特に感動したのがクリームです。どっしりと詰まった甘過ぎないクリームは、いちごとの相性が抜群!

ぜひ皆さんに食べていただきたいおすすめのヴィソンスイーツです。
店内は明る過ぎず、落ち着いた雰囲気。老若男女いろんなお客様がゆっくりとスイーツを楽しんでいました。

私たちもついつい長居しちゃったほど居心地が良かったです。
お会計前のカウンターにはちょっとした焼き菓子が販売されています。

どれも美味しそうで見た目も可愛く、お土産やホテル滞在中のコーヒー時間にもぴったりです。

15時:ホテルチェックイン

15時を過ぎ、チェックインしても良い時間になったので一度部屋に戻り休憩します。

先ほど手続きを済ましたので、ホテルロビーに再び行く必要はなく、お店から部屋へ直行できます。

外からホテル棟へ入るには、ルームキーをかざして鍵を開く必要があります。
宿泊者以外は入れないので、セキュリティ面も安心です。
ホテル棟に入ると長い廊下があります。

この廊下を進み部屋へと進みます。
部屋へのチェックインもルームキーをかざすだけです。

ルームキーは鍵ではなくカードタイプなので、かさばらずに持ち歩けて、歩いて回るヴィソンでは大助かりでした。

クレジットカードと同じサイズで財布にも収まるので、手荷物を最小限にしたい方にもぴったりです。
とてもシンプルで、どこか心を洗われるような落ち着いた客室。

「何もしない」を実現させてくれそうな雰囲気に、スマホを手放し、ボーッとする時間を楽しめました。

ちなみに夕方であればこの大きな窓から夕焼けを楽しむことができます。

16時:VISON[ヴィソン]散策

少しホテルで休憩して夕食の時間まで再びヴィソンを散策しました。

16時頃から帰宅する方が多く、この時間帯はどの店舗も日中よりも空いているイメージでした。

夕食までの時間を夫婦で散歩するのにぴったりな時間ですよ。

私たちはこの時間を使い「くるみの木 暮らしの参考室」と「minä perhonen museum / minä perhonen museum shop」に行きました。

日中よりもゆっくりと店内を見れて大満足でした!



■くるみの木 暮らしの参考室
店名の通り、日常の暮らしを見つめ直すきっかけを与えてくれる空間です。

店内にはシンプルで温かみのある雑貨や家具、食器が並び、忙しい日々の中でも、丁寧に暮らす楽しさや心地よさを再発見できるアイテムがそろっています。

自分らしい暮らし方を見つけるヒントが得られるかもしれません。



■minä perhonen museum / minä perhonen museum shop
ミナ ペルホネンは、「日々の暮らしを美しくする服」をコンセプトにしたファッションブランドです。

ミナ ペルホネン特有の綺麗さも兼ね備えた可愛い柄の生地や刺繍の可愛い服まで、ゆっくりとお買い物を楽しめます。

17時:ノウニエールで夕食

ノウニエールはキユーピー株式会社の協力を得て運営されているイタリアンレストラン。

テーマは「未来の農業にエールを送る」で、店舗裏には広大なオーガニック農園が広がっています。

この農園で新鮮な野菜を毎日収穫し、料理に使用しています。

今回私たちは、地元の新鮮な食材を使った料理を楽しみたかったので、ノウニエールを夜ご飯に選びました。
ノウニエールはヴィソンの中でもかなり奥にあるため、車で移動しました。

途中には写真のような看板があるので迷わず行くことができます。


【 ホテルからノウニエールまでの経路 】



ホテルからNOUNIYELLまでは、登り下りがきつく、街灯が少なく夜は暗いため、徒歩ではなく、自家用車か、ホテルスタッフにお願いをすれば無料の送迎バスも呼んでくれます。
木の中にいるような木目調の店内。静かな落ち着いた環境でゆっくりとコース料理を楽しめます。
今回食べたのはディナーの「ファーマーコース(5,000円)」です。

コース内容は以下の通りです。

・アミューズ3種盛り
・炙りキンキのカルパッチョ
・三重県産鮮魚のバーニャカウダ
・自家製フォカッチャ
・しらすとキャベツのペペロンチーノ
・三重県産菰錦豚のグリル 畑の人参
 ※+2,000円で伊賀牛に変更可能
・ヴァシュラン



素材の味を活かした楽しいディナータイム。

「こんなに人参って甘いの?」など、普段は全くしない素材の味について夫婦で話せて非日常を味わえました。

料理提供の間隔も良く、夫婦水入らずの時間を過ごせました。

ちなみに、コース料理の時間は大体1時間半です。
そんなに時間が経ってたの?と不思議に思うほど、楽しくあっという間の時間でした。

20時:本草湯でリラックス

食後はヴィソンのお風呂「本草湯」で1人の時間を堪能しました。

自宅のお風呂にはない光の演出の中、薬草香る湯船に浸かり、時間を忘れてゆっくりと過ごすことができました。

20時頃の時間帯はちらほら人がいるくらいで、特別混雑していることはありませんでした。
ホテルからタオルを持っていく必要はありません。

カードを見せるとボディタオルとフェイスタオルをカウンターでもらえます。

宿泊者の方は、チェックインからチェックアウトまでの時間であれば、本草湯に何度でも入浴可能です。
タオルも入浴の度にもらえます。
お風呂上がりは↑の写真の休憩スペースでボーッとお互いの帰りを待つ時間。

私たちの他にもこのスペースを待ち合わせ場所として利用している方が多くいました。
カウンターの近くには座って過ごせる場所もあります。

ヴィソン周辺の観光地などの雑誌も置いてあるので、明日どうしようか湯上がりに考えることもできますよ。
部屋着は部屋から持ってきた写真の服。

上下離れているので、過ごしやすく大満足でした。
ホテルにはサンダルと足袋もあったので、湯上がり用として使いました。

翌日の靴下のみしか持ってきていなかったので、とても助かりました!
本草湯から部屋に戻ろうと屋外エレベーターに向かっていると、この景色。

夜空を見上げると、この日は曇りで星は見えませんでしたが、夜のライトアップイベントが行われていて驚き!

万華鏡のように夜空を照らすライトが動き、鑑賞を楽しみました。

夜まで楽しませてくれる素敵な演出に夫と「ここまでしてくれるのすごいね…」と、正直圧巻でした(笑)

21時:夜パフェ・部屋でゆったり過ごす

一旦部屋に戻った後は、ヴィソンで夜パフェが楽しめると聞き、サンセバスチャン通りへ。

こちらのお店は屋外エレベーターを降りてすぐの場所にあるので、本草湯のあとに行くのもスムーズです。

昼間はバスクチーズタルトを販売している「EGUN ON(エグノン)」で、週末の夜だけ夜パフェを販売しています。

夜パフェは、以下の3種類です。

・ピーチ&ベリー
・ベリー&ベリー
・ショコラ&ベリー
わたしが注文したのは、「ショコラ&ベリー」。

ショコラとベリーが交互に合わさっていて、甘いもの好きにはたまらないスイーツです。

夜に食べる罪深いほど美味しいパフェが、ヴィソンでの滞在をさらに特別なものにしてくれました。

夜に1人で食べるのもいいですが、甘いものを夜に食べちゃう特別な罪悪感も、ご夫婦でシェアして楽しむのもいいかもしれません。


夜パフェの営業は、【 金・土・日の18:30〜22:30 】のみです。

金・土・日に宿泊される方は、ぜひ夜パフェまでお楽しみください!
夜パフェを食べた後は、ゆっくりとヴィソン内の散歩を楽しみました。

日中とはガラリと雰囲気を変え、真っ暗な山間に灯された各店舗の景色は、宿泊者なら楽しむべき1番のポイント!

夜のヴィソンを夫婦で手を繋ぎながら時間を忘れて散歩してみてはいかがでしょうか?
散歩を楽しんでホテルに戻ると、冷たい飲み物が飲みたくなり氷を取りに製氷器へ。

氷入れも部屋に常備されているので、ハイボールなどを夜中までゆっくり楽しみたい方にはおすすめです。

ちなみに氷は無料ですよ。
部屋でキンキンに冷えたドリンクを片手に、夫婦で日常を忘れゆっくり過ごせました。

宿泊2日目:朝のテラスで自然の景観にひたる

7時:朝の景観を楽しむ

朝日とともに目覚めたくて、カーテンを閉めずに眠った夜。翌朝はアラームに頼ることなく自然と目が覚め、最高の目覚めでした。

霧が少し降りて、ひんやりとしたベランダで過ごす、何もしない贅沢なひととき。
朝ごはんまで時間があるので、ホットコーヒー片手に夫婦で今日は何しようかと話す優雅な朝。

「こんな時間いつぶりだろうか?」とふたりで笑ってしまうほど、落ち着いた朝でした。
あまりの優雅な朝に夫が朝風呂を楽しみ、私は隣のベランダで2杯目のコーヒータイム。

ふたりの時間も良いですが、お互いに好きなことを楽しむ時間も取れて、充実しすぎた朝に大満足。

ちなみに、このお風呂の大きな窓を開けることもできます。

ひんやりした外気と暖かいお湯で、半露天風呂も楽しめますよ。

9時:ヴィソンビュッフェで朝食

ビュッフェは洋食から和食まで種類豊富。

私は和食派なので漬物などのおばんざいに具沢山のお味噌汁、夫は洋食派なのでパンやスクランブルエッグにサラダと、各々好きな朝ごはんを楽しみました。
席は4人がけの席とヴィソンを見渡すことができるカウンター席があります。

今回はビュッフェに1番乗りだったので、ラッキーなことにカウンター席で食事をとることができました。
大きな窓から見渡せる最高の眺めで朝食。開放的でおすすめの席です!

この席をとるには10分前には会場へ到着し、1番に案内してもらう必要があります。

たまたま空いたから座れることもありますが、確実にこの席をキープしたい方は計画的に会場へ行きましょう。

11時:チェックアウトまでホテル時間を楽しむ

朝食を終えてからチェックアウトまでは、ベランダで行きたいお店の共有や周り方など作戦会議をしてゆっくりと過ごしました。
チェックアウトはチェックイン同様にロビーのカウンターで手続きをします。

朝から動き出す方が多いのか、11時前だと一切混み合うことなくスムーズに手続きができました。

12時:rafで昼食

カレーが絶品というSNSの投稿を見たので、お昼ご飯を食べにrafへ。
1番人気の「スパイスの極み 太陽のカレー」を注文。

見た目からインパクトあり過ぎる独特なカレー。どうやら様々な味変ができるらしく、以下の順序で楽しみました。

①シンプルにカレーだけ
②半熟卵と混ぜ合わせてまろやかに
③お酢を混ぜてさっぱりと
④追いスパイスをふりかけ辛めに

1食で4味も堪能できる、見た目も味も楽しめるカレー。

追いスパイスをしなければ、辛いのが苦手な方でも食べられる甘いカレーですよ。
半熟卵をからめて、甘いカレーをさらにまろやかにしたお味は最高でした。
ドリンクは「瀬戸内レモンスカッシュ」を注文。

まろやかなカレーだったので、瀬戸内レモンスカッシュの酸っぱく爽やかな味わいが最高の組み合わせでした。


家庭ではとても再現できない!とお手上げになるほど、スパイスが効いたクセになる味わいのカレー。

ヴィソンにお越しの際は、ぜひお楽しみください!
店内はシンプルで素敵な空間。

特にカウンターが湾曲になっていて、おしゃれな空間をより引き立てていました。

13時:蔵乃屋で味噌づくり

食後は前日から気になっていた味噌作りをするために「蔵乃屋」さんへ。

蔵乃屋さんは全国各地の種類豊富な味噌をそろえている味噌の専門店です。

店内では、味噌の量り売りや、味噌に関する商品が数多く並んでいます。

家ではなかなかできない味噌作りも体験できるので、ヴィソンでの思い出にしようと夫婦で計画していました。
店内に入ると日本各地の味噌が並び、スーパーで箱入りのものを買うのと違って、量り売りになっています。

ショーケースに味噌が並んでいる光景を見て、「ジェラートみたい!」と言っている方がたくさんいるほどです。
「味噌の量り売りって量がイメージできない」と思いましたが、見本があって助かりました。

ドーンと500g購入するのもいいですが、少量ずついくつかの味噌を購入して、日によって味を変えて楽しむのもおすすめです。
味噌作りは13時〜、15時〜の2部制となっています。

所要時間は30分なので、味噌作りの後もまだまだヴィソンを楽しめるのは嬉しいですよ。
味噌作りの時間になると店内奥の部屋に入り荷物を置き、手を洗って準備をします。
全員がそろったところで、まず初めに味噌の基礎知識を学びます。

味噌は3つに分けられると聞いて、「赤・白・合わせかな?」と思ったのですが、実は原材料によって「豆・米・麦」に分かれるのだそう。

普段何気なく口にしているのに、知らないことばかりで驚きました。

ちなみに日本人の約8割は米味噌を食べているそうです。

ほかにも、味噌について改めて知ることができる内容が盛りだくさんで、参加者の方々からは思わず「へぇ〜!」「知らなかった!」といった驚きの声があちこちから聞こえていました。
体験で作る味噌は「豆味噌」です。

材料は以下の5つです。

・豆
・米麹
・塩
・水
・酵母菌
事前に机に準備されているので、後は混ぜて揉み込む手順のみです。
最後に容器に入れて、この日の行程は終わりです。

ヴィソンでの味噌作りは、あくまでも仕込みです。後は自宅に持ち帰り熟成するのを待ちます。

食べごろは以下の通りです。

夏(室温約25℃〜30℃):約3〜4週間目
冬(室温約15℃〜20℃):約4〜6ヶ月目

仕込む季節によって食べごろが大きく変わるのも面白いポイント!

私たちは3月に仕込んだので、半年間待ちます。

自分たちで仕込んだ味噌。
お味噌汁にして食べるのが、まだかまだかと待ち遠しいです。



【詳細:味噌の手作り教室】
開催日:毎日
時間:①13:00〜 / ②15:00〜
定員:6組
料金:2,000円 / セット
申し込み:店頭にてお申し込み。
     ※先着順ですのでご注意ください。
     ※申し込みの締切は開催10分前までです。

14時:ショッピングとお土産選び

14時頃からは、帰宅に向けてゆっくりとショッピングを楽しみました。



■Orange
本格アウトドア商品を取り扱う「Orange」。

アウトドアに関するものなら、なんでもそろっていると言っても過言ではありません。

3階建ての広い店内には、所狭しと商品がぎっしりと並び、見ているだけでもワクワクします。

アウトドア好きはもちろんのこと、アウトドアに興味のない方でもついつい長居しちゃうほどですよ。
あまりの楽しさに財布の紐が緩み、数年振りにおそろいのキャップを購入しました(笑)



■菓子舗 井村屋
皆さんはあずきバーが三重県の井村屋で作られていることをご存知でしょうか?

本社は津市にあるのですが、ヴィソンには井村屋の和菓子店があります。三重県らしいお土産として井村屋はぴったりですよ。
お土産に1番人気の「酒々まんじゅう」を購入。

日本酒の風味だけでなくフルーティさを残した生地が美味しくて、職場の方々にも大人気でした!

お酒好きの方におすすめのお土産ですよ。
スーパーで販売していない贅沢あずきバーを味わうこともできます。

あずきバー好きの方は、ぜひ贅沢あずきバーも食べて帰ってくださいね。



■百福
アトリエ ヴィソンエリアにあるお土産屋さん「百福」。

三重県ならではのお土産が豊富にそろっており、正直、ここで全てのお土産を買っても十分なくらい、三重県らしい品々を購入できます。

こちらのお店の前には観光バスの駐車場があるので15時頃から混雑していました。



■Confiture H(コンフィチュール アッシュ)
ヴィソンと言えば、パティシエ辻口シェフのパティスリー「Confiture H(コンフィチュール アッシュ)」は外せない、まさに有名店です。

お値段は正直安くはありませんが、「ヴィソンに来たのであれば本格的なスイーツを食べてみたい!」と思っていたので、せっかくの機会に奮発して楽しんできました。
注文したのは、「三重県産みかんのタルト(702円)」と「フォンダンショコラソフトクリーム(840円)」。

綺麗な見た目に、夫婦でどっちが映える写真を撮れるかついつい勝負をしてしまいました(笑)

食べてみると一口で口の中が幸せいっぱい。

みかんのタルトはジューシーで果汁たっぷり!ねっとり濃厚チョコと濃厚なソフトクリームの組み合わせも最高で、普段の生活では味わえない特別なスイーツでした。
店内にはConfiture H(コンフィチュール アッシュ)ならではのお土産もあります。

なんと郵送サービスもあるので、テリーヌや生チョコなど温度調整が難しいお土産でも安心のサービスです。
事前予約制のホールケーキもありました。

記念日旅行でヴィソンに宿泊される方、サプライズにピッタリですよ!
なんと店内のカウンター席には、コンセントもありました。

周遊中に充電がなくなった時に、休憩も兼ねてConfiture H(コンフィチュール アッシュ)でスイーツを楽しむのもいいですね。
Instagramをフォローするとクッキーが貰えるサービスもありますよ。



■Mariage de Farine(マリアージュ ドゥ ファリーヌ)
マルシェヴィソンにあるベーカリー「Mariage de Farine(マリアージュ ドゥ ファリーヌ)」。

全部食べたい!と思うほど魅力的なパンばかりなので、選ぶのに時間がかかってしまいます(笑)

購入して車内で食べたり、翌日の朝ごはんにするのもおすすめですよ。
ちなみに、店内だと窓際の日の当たる席でゆっくりとパンを楽しめます。
パンの他にもジェラートやソフトクリーム、平日限定のセットメニューもありますよ。

15時:車で自宅へ

この日は平日だったので帰宅ラッシュに巻き込まれないよう、15時頃に早めの帰宅をしました。

インター近くを通りましたが混雑なく、スムーズに帰宅することができました。

VISON[ヴィソン]でゆったり滞在するおすすめの過ごし方

ヴィソンは観光地としても大人気スポットなので、混雑はしても仕方がありません。

しかしながらちょっとした工夫や意識だけで、ゆったりと滞在することができます。

以下では、ヴィソンでゆっくりと過ごしたい方向けに、おすすめポイントをご紹介しています。

①混雑を避けるために時間をズラすと快適

夫婦でヴィソンを楽しむ際は、時間帯をちょっとずらすだけで混雑を避け、より快適なデートが実現できます。

例えば、昼食は12時ちょうどを避け、30分早めまたは1時間遅めにすることで、ゆったりと食べ歩きやショッピングを楽しめます。

また、ホテルのチェックインも混雑を避けるため、指定時間の15時より早い時間に済ませるとスムーズ。

そして、カフェタイムも15時以降は混み合いがちなので、14時や16時などの時間帯を選べばゆっくりと過ごせるでしょう。

がっちりと細かく計画するのではなく、ほんの少し意識を変えるだけで混雑を避け、ヴィソンでの特別なひとときを快適に楽しみやすくなります。

②「今日は特別!」とたまには自分を甘やかす

たまには自分にご褒美を与え、「今日は特別!」と割り切って楽しむことが大切です。

日常の忙しさから離れ、少し贅沢な体験をすることで、気分転換になり、心に残る特別な思い出を作ることができます。

例えば、自分へのご褒美としてスパで癒しの体験をしたり、うなぎ四代目菊川で贅沢なうなぎのコース料理を堪能したり、EGUN ONで夜パフェを楽しむのも素敵な選択です。

また、二人でのショッピングで素敵なアイテムをゲットするのも、自分たちを甘やかす良い1日となりますよ。

特別な体験を通して心に余裕が生まれ、より素敵な時間を過ごすことができます。

③時間を忘れてのんびりと過ごす

ヴィソンでのホテルステイ中は、できるだけ時間を忘れて、自由に行きたい場所へふらっと出かけるのがおすすめです。

たとえば、朝はカーテンを開けて自然光を浴びながら、アラームに縛られることなく、ベランダでゆったりとコーヒータイムを楽しむ。

スマホを脇に置いて、ふと気になった場所へ気軽にお散歩するのも、日常の束縛から解放された自由な時間を感じさせてくれます。

ただ、夕食については多くのお店が予約制のため、事前に予約をしておくと安心です。

もし、混雑してしまった場合には、食べ物や飲み物を調達して、ホテルのテラスなどでのんびり過ごす方法もおすすめです。

宿泊者の強みはいつでも静かな自分の部屋に戻れることです。

あれこれ計画せずに気の向くままヴィソンを散策し、疲れたらスイーツなどを買って、自分だけの空間でのんびりするのもおすすめの過ごし方です。

【まとめ】夫婦の時間を楽しむVISON[ヴィソン]での贅沢な滞在

この記事では、三重県多気町のヴィソンに夫婦で宿泊した体験をまとめました。

ヴィソンで夫婦水入らず、ゆっくり過ごすポイントは以下の通りです。

・「特別な日!」と決めて、ヴィソンではお互いを甘やかす
・普段の生活では体験できないことをする
・たまにはおそろいの物や、お互いにプレゼントを購入する

ヴィソンは、夫婦で過ごす特別な時間をもっと素敵にしてくれる場所です。

日常を忘れて、贅沢なひとときをお互いに楽しむことで、普段は気づくことのできない何気ない時間の「幸せ」を感じました。

そんな素敵な雰囲気をつくっているのが、山や木々に囲まれたヴィソンの環境です。
自然に囲まれた落ち着いた場所で、時間に追われることなく、心のままにお互いの時間を楽しむことができます。

プレゼントを選んだり、新しい体験を一緒にしたり、普段できないことを楽しむ時間が、特別な思い出となりますよ。

次の記念日やデートには、ぜひヴィソンでの贅沢な滞在を楽しんで、心温まる時間を過ごしてみてくださいね。
ちなみに私たちは、あまりの楽しさに久しぶりに写真なんて撮って、完全にヴィソンハイになっていました・・・(笑)

ちなみに、

・VISONから伊勢神宮:車で約20分
・名古屋からVISON:車で約2時間
・大阪からVISON:車で約2時間半

となっておりますので、伊勢神宮からの帰り道や名古屋・大阪からの日帰りデートにもおすすめです。

また、ヴィソン周辺にお住まいの方でも、非日常を楽しむことができます。
県内の方にもおすすめしたいスポットです。

明和町 BUNSUN

明和町/Webマーケター

三重県明和町の生まれ。地元の高校を卒業後、地元の企業で約7年間の経験を積み、その後Webマーケティングの会社を設立しました。
美村で好きな季節は、夜に明和町の海から心地よい風が吹く夏の終わり。昨年、複合型サテライトオフィス「明和インキュベーションセンター」もオープンし、地域内外の交流促進も活発になってきています。落ち着いた自然と住みやすい環境の美村地域を楽しんでください!

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