元丈の館②：安心して食べられるレンゲ米

度会茶販売をしている矢野さんが興味を持ったのは、稲を植える前にレンゲ草の種をまいて育てるレンゲ米でした。

田んぼでレンゲ草を育てるのには理由があります。レンゲ草は根っこに養分を蓄え、空気中の窒素を植物が使える肥料に変える特別な力があるそうです。農家さんは田植えの前にレンゲ草を土に混ぜこむことで、土の中の肥やしにしています。

今は化学肥料が普及して昔ながらの栽培方法は少なくなりましたが、植物そのものを肥料とするこの農法で大切にお米を育てているそうです。

地元のお米が米粉のお団子や玄米のパンケーキミックス粉など、ニーズに応じたさまざまな形で提供されているのがすばらしいと思いました。

以上のように元丈の館さんをクローズアップしてくださった矢野さん。藤田は矢野さんの自然に対するやさしい視点と、初めて知った農家さんの手法に感動しました。

これはポケットモンスターのピカチュウかな？

子どもたちを見守るお父さんお母さんがとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。このバスが多気町を走ることで地域の雰囲気が明るくなり、友だちや家族との会話やコミュニケーションが増えると良いなと思いました。

おたコスに人気コスプレーヤーが集合！ポケモン松本梨香さんも参戦

「おたコス」とは「おいないTakiコスプレ祭」の略称で、日本最大級のロケーションコスプレイベントです。三重の方言で「おいでよ」という意味の「おいない」を冠しています。

この「おたコス」を仕掛けているのが、本社の工場内にフィギュア博物館を開設している万協製薬の松浦社長。この日は元三重県知事で衆議院議員の鈴木英敬氏とともに、貴重なコスプレ姿をお披露目されていました。

そして、メインステージでは総フォロワー数700万人（!!!）の人気コスプレイヤーの皆さんによるランウェイ、トークショー、ダンスステージなどが行われ、サブカルチャー好きの藤田は興味津々で拝見しました。

自分の推しゲームキャラの衣装をはちゃめちゃ素敵に着こなしているコスプレイヤーさんに、禁止事項の「過度な絶叫」をあげてしまいそうになりました。

また今年のおたコスでは、ポケモンの主人公であるサトシの声や主題歌を担当されている声優 松本梨香さんのトーク&ライブも開催されました。

時間の都合で少ししか歌を聴くことができませんでしたが、さすがの力強い歌唱力。後日ネットでは多くの方が「元気をもらった」「生歌にふるえた」など熱い感想をつぶやいておられました。

歴史や文化など多気町の魅力が大集合するおいないまつり

この記事では、三重県多気町のおいないまつりについてまとめました。

おいないまつりのポイントは以下の通りです。

• ・多気町の歴史や文化が感じられる特産品やグルメが集合する。
• ・お子さま向けの催しがあり、家族で楽しめる。
• ・「おたコス」で他に類をみない文化を体験できる。