【紀北旅のお弁当】始神茶屋楢で熊野古道も郷土の味も楽しもう

こんにちは、紀北町地域おこし協力隊の井上です。この記事では、三重県紀北町の名店「始神茶屋楢」の絶品メニューについてまとめています。

・紀北町の名店「始神茶屋楢」って？
・大将自慢のメニューは？
・始神茶屋楢の場所や営業時間などを知りたい

そのような疑問に、三重県紀北町に住んでいるわたしがお答えします！

記事の前半では始神茶屋楢の看板メニューや最近話題の「海山丼」について載せていきます。

・三重県紀北町の名物を食べたい
・三重県の旅行で海の幸を味わいたい
・美味しいお弁当をテイクアウトして熊野古道で楽しみたい

そのような方向けに情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。

始神茶屋楢（はじかみちゃやなら）とは？

始神茶屋楢は始神峠の真ん中にある食事処であり、個人から団体ツアーまで請け負うお弁当屋さんも行っています。

また、民泊もやっており、釣り目的の方から熊野古道に訪れる海外の旅行者まで、様々な目的で利用される宿泊施設でもあります。

美味しい食事や郷土の味が詰まったお弁当を作り、バラエティ豊かなお客さんを受け入れる始神茶屋の大将は、いつも心からのおもてなしで迎えてくれます。

【４店舗の競演メニュー】始神茶屋楢の海山丼

「町をにぎやかにしたい」「丼をきっかけに町の観光につながれば」という思いから、2023年12月より紀北町海山地区の４つのお店で「海山丼」という新メニューが作られました。

名前はどれも「海山丼」と同じですが、その中身や味はそれぞれのお店の工夫や個性がつまっています。そして、丼の8割以上は東紀州地域で捕れた食材を使っています。

始神茶屋楢の海山丼は、熊野古道の美しい石畳をイメージして作られています。材料には、鮮度維持が難しく、一般には流通していない沖ギスとガスエビを使用。ふっくら蒲焼の沖ギスと、皮ごとカリっと塩焼きにしたガスエビが、とっても美味しい特別な丼になっています。

始神茶屋楢の人気メニュー

郷土料理や海鮮料理、とんてき、唐揚げ、牛丼など、幅広いメニューが楽しめるお店です。それ以外にも、しじみラーメンや、お客さんが「あほほど旨い！」と言ったことから名づけられた「あほたれ」でからめた甘辛い唐揚げも大人気！

メニューのバリエーションが豊富なので、何を食べたらいいか迷うほどです。

【東紀州の郷土の味】始神茶屋楢の人気弁当

一番人気は熊野古道薬草弁当です。熊野に自生しているしょうが、みょうが、天台烏薬のお茶、くずなどの薬草がたっぷり入っていて、東紀州の海と山の味をよりおいしく、より健康に楽しんで欲しいという思いが詰まっています。

始神茶屋楢に宿泊している方は事前予約をすれば、このお弁当を登山口までデリバリーしてもらえるサービスがあります。熊野古道歩きのお供にピッタリなので、ぜひ利用してみてください！

【民泊やBBQも】始神茶屋楢を拠点にした紀北旅のすすめ

始神茶屋楢は民泊として宿泊できたりバーベキューができたりと、ここを拠点として釣りや熊野古道、海、山、川など、紀北町の旅行を存分に楽しむことができます。晴れた冬の夜にここから見る星はとても綺麗です。

始神茶屋楢-紀北の民泊〜熊野古道散策の中継地〜 | 民泊「始神茶屋楢」は郷土料理を提供するレストランを併設しています。釣った魚を捌いて提供も可能です！ (https://hajikamityaya.net/)

民泊を利用する際はエアビーからの予約がお得です。そのときには夕食・朝食も一緒に予約することをおすすめします。

夜は食事処のメニューから選べますし、朝食は干物、小鉢、味噌汁、ご飯、漬物で一人850円ととってもお得だからです。

また、おもてなしの心にあふれた多趣味な大将は話題がとても豊富。しかも、リクエストすればギターを弾いて歌ってくれたりもします。周りに民家がないので、みんなで大合唱もできる貴重なお店です。

これは余談ですが、民泊のお客様は海外の方が半分だそう。タイミングが合えば国際交流もできちゃいます。

始神茶屋楢は釣ったお魚をさばいてくれます

始神茶屋楢では釣った魚をさばいてくれたり、調理してくれるサービスもやっています。ですので、近場の川で釣りを楽しんだお客様が立ち寄ることが多いです。

お魚のさばき代は1匹800円からです。また、釣りたてのお魚を調理してもらう場合は、一皿につき「さばき代プラス300円」となります。自分で釣った魚を食べたいグループが伊勢などから訪れるそうです。

バーベキューが出来るテラスもあって、食材持ち込みの場合は3,500円で炭使い放題、コンロ1台貸し出し。バーべキュー用の食材提供は、事前予約で3,000円から受け付けています。

【周辺観光】海釣り・熊野古道・登山・海や川遊び

紀北町内は釣りのメッカ！始神茶屋楢は町内の主な釣場まで、車で15分でアクセスできます。

　【釣り場】
　　釣り堀　貞丸水産　15分
　　引本浦　15分
　　島勝浦　15分
　　白浦　　10分
　　三浦　　5分
　　道瀬　　10分
　　海野　　15分
　　長島　　15分
　　

【海水浴】
　　最寄りの古里海水浴場までは車で10分

【世界遺産登録された古道】
　　始神峠　始神さくら広場駐車場　車で3分、徒歩30分
　　　　　　西側上り口　車で5分、徒歩50分
　　馬越峠紀北町側駐車場　車で10分、徒歩約2時間

【登山や川遊び】　銚子川：種まき権兵衛の里　車で15分

始神茶屋楢へのアクセスとお店情報

住所：
三重県北牟婁郡紀北町馬瀬16‐2

営業日：
レストラン定休日　水曜日・木曜日 ※民泊は年中無休です。

営業時間：
レストラン11:00～14:00、17:00〜20:00

【紀北の旅の中継地】始神茶屋楢で東紀州の旅を満喫しよう

今回の記事では三重県紀北町の名店・始神茶屋楢のおすすめメニューや海鮮丼、そして宿泊やその他サービスについてまとめました。

絶対に食べるべきメニューは以下の通りです。

・海山丼
・熊野古道弁当
・唐揚げ
・お刺身、お刺身しゃぶしゃぶ(夜)

ここのお刺身はいつ食べても新鮮です。「紀北町のお魚はやっぱり美味しい！！」と感動を与えてくれるお店が始神茶屋楢です。

始神茶屋楢の場所は海山インターから長島方面に向かって約10分、国道42号線沿いで、車でアクセスしやすい場所にあります。紀北町の近くまでいらっしゃった際には、ぜひ始神茶屋楢で新鮮なお魚料理をご堪能ください。電車で来られる宿泊のお客さんには、最寄りの船津駅から送迎の対応もあるそうです。

ちなみに、
・石畳がきれいな世界遺産熊野古道の登り口まで車で10分
・奇跡の川銚子川のほとりにある種まき権兵衛の里まで車で15分

となっておりますので、始神茶屋　楢でご飯を食べた後に、紀北町の大自然を満喫していただけます。

紀北町　井上幸子

紀北町／海の魅力づくりコーディネーター

福岡県出身、三重の自然が恋しくてマニラから紀北町にUターン。現在、地域おこし協力隊でブルーツーリズム担当しています。道瀬トンネルから長島方面に向かって見る海の景色や秀のお刺身定食など漁村ならではの魅力がある紀北町。海だけでなく、山が黄緑の新緑の季節も美しいです。自然豊かな紀北町でお待ちしております。

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