さて、今回のテーマは樹木です!町の文化財に指定されている樹木をめぐるスポットを紹介します!

この樹木は、「マメナシ」。日本の野生ナシの一種で、三重県指定希少野生動植物種であり多気町指定文化財になっています。 珍しい木であることから大正十一年に国の天然記念物に指定されています。 大きく枝葉を広げ、空を覆いつくさんとばかりにその存在感は圧巻でです。
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伊勢椿の原木
丹生神社の拝殿横にひっそりと生育する「伊勢椿の原木」。こちらも多気町指定文化財。江戸時代の代表的な植物図鑑である「本草図譜」にも描かれており、古くから有名で観賞用として注目され、郷土を代表する名木と云えよう。

フウ樹
このフウは江戸時代の本草(薬草)学者「西村廣休」の遺愛樹。マンサク科に属する落葉高木で樹脂を採って薬用とされてきました。当時(江戸後期)において、大変貴重とされる樹木であった言われています。


【熊野古道】女鬼峠
多気町にある唯一の熊野古道「女鬼(めき)峠」。 その女鬼峠の入り口(成川側)付近に「マメナシ」が生育しています。

【お香(お線香)】伊勢椿
なんと伊勢椿を原料とした、伊勢椿の香りが楽しめるお香(お線香)があります! 柔らかでどこか心が落ち着くような、心と体を整えてくれそうな感じのお香(お線香)です。多気町ふるさと納税の返礼品としてお求めいただけます。

【書籍】西村広休の本草産学
西村廣休についてもっと知りたい人は、このような書籍もあるようですので、チェックしてみてください!!
出版社:光出版印刷株式会社
