美村TRAVEL~本当におすすめしたい美しい村~

自然を散策しながら
ゆっくりとした時間を過ごす

大台町は自然が豊かで四季折々の美しい景色を楽しめる。
魅力ある歴史的な施設を巡りながらローカルフードを楽しんだりと、ゆっくりとした時間を過ごすことができるのが大台の魅力です。

Best accommodation for this course

Facility information 施設情報

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01瀧原宮

伊勢神宮14 社の別宮の中でも、最も遠い場所にある「瀧原宮」は、内宮から高速道路で約40 分。豊かな自然に囲まれたこの場所は、厳かな空気を纏っていて、さっきまでとは別世界のよう。木々の隙間からこぼれる陽光や、大きな杉の木を眺めながら、静かに参道を進む。内宮や外宮に比べ参拝者が少なく、静寂の中で参拝できるのもこの場所ならでは。
「御手洗場」という看板を見つけたら、瑞々しい植物を楽しみながら階段を降りる。
目の前を流れる清流で、手と口を清め社殿を目指す。途中、参道の中央に現れる1本の杉は、他の杉とは違い、ゆるやかにねじれていることに気が付く。社殿に到着したら看板に記された通りに、瀧原並宮の順に参拝していく。この場所で数百年もの間、参拝者を見守り続けてきた大きな杉に圧倒されながら、帰り道は清らかな気持ちでいっぱいになった。

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02一富士

大台町役場近くの裏路地に「中華そば 一冨士」はある。
お店を訪れたのは平日だが、お昼時にはすでに行列ができており、私の前には20 代のカップルが、後ろには80代のおばあちゃんが並んだ。席の回転が速いので長時間待つことなく店内へ入れた。私は人気メニューのチャンポンを注文。湯気が立ち昇る熱々のちゃんぽんは、あっという間にテーブルに運ばれてきてびっくり。野菜やイカがたっぷり入っているトロトロのアンは、麺とよくからんで美味しい。清流「宮川」の水と、紀州の鰹節、煮干類、鯖節などの海産物をふんだんに使用したあっさりとしていてコクのあるスープは、何度でも食べたくなる飽きのこない味だ。学生の頃にみんなで通った人が、今は子供を連れて通うお店になっているそう。ずっとかわらない味を提供し続け、地域の方に長く愛さているお店だ。

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03和菓子カフェ かなみどう

山の奥へと車を進めると、里山にお店をかまえるカフェに辿り着く。ここ大台町で、創業100 年を超える和菓子屋「法菓堂」の後継ぎがいないことを受け、元家具職人の店主が事業継承したことで誕生した奏笑堂。メニューには、法菓堂の定番商品「紅羊羹」もしっかりと引き継がれている。木のぬくもりを感じるあたたかな店内では、季節の和菓子の他に、カレーやキッシュの用意もあるのがうれしい。普段、和菓子を口にする機会が少ない私だが、ショーケースの中に並ぶ、可愛らしい和菓子が目に写り、和菓子と煎茶セットを注文。梅や菜の花の練り切りも可愛らしく、1つに絞るのが難しいくらい。大きな窓から里山の景色を眺めながら、薪ストーブの側の席で、じっくり読書する時間はとても贅沢で豊かな時間だ。季節の甘味を求めて訪れてほしい。

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04宿屋まてまて

目の前には清流宮川が流れ、夜にはきれいな星を眺めることが出来る1 棟貸しのゲストハウス。古民家を改装した建物は、広々とした間取りで、家族や仲間と大自然の中で過ごすことが出来る。キッチンスペースも充実しているので、食材を調達しウッドデッキでバーベキューや焚火を楽しむのもいい。自然を堪能できるアクティビティの共に、ゆったりと自分たちだけの時間を過ごそう。

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05nijiiro

熊野古道伊勢路沿い佇む、町の診療所だった建物。 「NEW OLD 古くて新しいもの」をコンセプトに、厳選された古物やオリジナルプロダクトが並び、店主の⼿によって、再び命を宿されたような オブジェで空間が彩られている。奥の階段を上るとギャラリースペースがあり、企画展やワークショップなどが、不定期で開催されている。私が訪 れた時には、三重県の⽇本画家たちが描いた、掛け軸を楽しむことが出来た。ゆるやかで、どこか憎めない表情の作品を前に、にんまりと笑 みをこぼしながら、じっくりと楽しんだ。ゆったりとした時間が流れる店内で、オリジナルコーヒーとチーズケーキを楽しみながら、お店の細部まで堪 能してほしい。ずっと⼤切にしたい、そんな⼀品に出会えるかもしれない特別な空間だ。