美村TRAVEL~本当におすすめしたい美しい村~

色々な楽しみ方がある
バラエティー豊かな風土

明和町は海と山の両方が楽しめ、海岸線にはキャンプ場やバーベキュー場などがあり、夏には海水浴を楽しむことができます。自然や食文化、伝統産業などが多様に存在、泊まりでももちろん、日帰りでの観光にも最適です。

Best accommodation for this course

Facility information 施設情報

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01いつきのみや歴史体験館

貴族の邸宅を模した伝統的工法による木造建築では、斎宮が最も栄えた平安時代の生活が体験出来る。「鳥獣戯画」にも描かれている、庶民から貴族の間でも流行った盤双六や、蛤を使った神経衰弱の様な遊びである貝覆いなど。また体験館横には、斎王が住んだ御殿をはじめとする中心区画の建物が1/10 サイズで配置されている。斎宮歴史博物館とあわせて楽しんでほしい。

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02cafe shiroiro(シロイロ)

国道沿いから大きな煙突が見えてきたら目的地まであと少し。のこぎり屋根が特徴的な建物をさらに奥へと進むと、カフェシロイロへたどり着く。もともと車庫だった建物を改装した店内には、ヴィンテージの北欧家具が並び、作家の器や植物で空間が彩られている。
ランチメニューのビーフシチューは、木のスプーンでも簡単にほぐれるほど柔らかく煮込まれたお肉がごろっと入っていてうれしい。もちもちとした食感のマフィントーストと一緒に食べるともう止まらない。キッチン横の本棚には、店主の好みが伺える気になる本がたくさん。誰かとおしゃべりしながら会話を楽しむ時間もいいし、一人で読書と料理を楽しむのもいい。季節に採れる果物をふんだんに使用したデザートを楽しみに足を運ぶ方も多いと聞く。来店の時期にオリジナルのデザートの用意があれば是非味わってほしい。定番のカステラは、しっとりとした食感でコーヒーとの相性も抜群だ。ゆったりとした時間と、クリエイティブな品々をまるごと堪能したいと思う、そんな場所だ。

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03大淀西海岸ムーンキャンプ場

松阪市と伊勢市の真ん中に位置する明和町に「大淀西海岸ムーンキャンプ場」はある。
広大な敷地内には、コテージやバンガロー、テントサイトがあり、様々なスタイルでキャンプを楽しむことができる。管理棟内には共用浴室もあるのでお風呂の心配もなく、水回りは綺麗で清潔なのが嬉しい。バーベキュー食材は、事前予約で地元漁師直送の海の幸や、松阪牛や松阪極豚なども味わうことが出来るのでおすすめだ。
芝生と松林に囲まれた敷地から1 分ほど歩くと、目の前が海!というロケーションで驚いく。キャンプ以外にも海釣りや潮干狩り、海水浴も楽しめる場所だから1 日があっという間に過ぎる。ムーンキャンプ場のアイコンにもなっているウミガメだが、実はここ大淀西海岸は、ウミガメの産卵地としても知られている。敷地内には滑り台つきのミニプールや、ミニゴルフ、ミニバスケット場も完備されていて、お子さん連れにも人気でリピーターが多い。この静かな空間で星を眺めながら、ここならではのキャンプを楽しんでほしい。

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04まちかど博物館 三忠

「擬革紙(ギカクシ)」と聞いて、どんなものを想像しますか?ここ明和町でおよそ350 年前に堀木忠次郎という人物が、当時貴重だった革を模して、紙の表面にシワや凹凸、色をつけ加工した紙のことを指す。当時たばこ入れに使われていた油紙を改良し、湿気を防ぐための収納袋として参拝客の間で人気を博した。その見た目はまさにアニマルレザーのようで、革製品と同様に手入れしながら使っていくと、次第に艶が生まれ長く使えるというから驚く。擬革紙の考案者から8代目にあたる堀木さんは、自宅の蔵を掃除していた際に、偶然見つけた先祖のものづくりを目の当たりにし、自分の手でもう一度作ってみよう!と「参宮ブランド「擬革紙」の会」を設立、復興活動を始めて今年で14 年になる。
そんな堀木さんが館長を務める「三忠まちかど博物館」では、擬革紙をつくる道具や看板、見本帳など蔵で発見された当時の貴重な資料を、まじかで見ることができる。庶民が手にすることが難しかった革製品を「紙」という素材に置き換え、湿度からたばこを守る機能性まで考慮されたこのものづくりは、当時の暮らしを豊かにする画期的なデザインだったに違いない。革のようだけど紙から生まれた不思議な擬革紙。暮らしの中で育てながら使ってみたい。