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燈籠祭の花火が見られるホテルはどこ?紀北町燈籠祭の花火を120%楽しむ方法|三重県紀北町

燈籠祭の花火が見られるホテルはどこ?紀北町燈籠祭の花火を120%楽しむ方法|三重県紀北町

2025.08.04

こんにちは、美村アンバサダーのBUNSUNの川合です。

この記事では、三重県紀北町の花火大会「燈籠祭(とうろうさい)」の花火が見えるホテルについてまとめています。

・どのホテルから花火が見えるの?
・近くでおすすめのホテルはどこ?
・会場で見るなら、どこで見るのがいいの?

そのような疑問に、紀北町が大好きすぎて年に数回も紀北町に訪れるわたしがお答えします!

記事の前半では燈籠祭の歴史や日程などの詳細を、後半ではまつり当日のおすすめの宿泊スポットや花火を見るおすすめスポットまでまとめました。

・燈籠祭に行ってみたいけど混雑が心配
・遠方から行くから良い宿泊先を知りたい
・子どもと安全に花火を見たいから、ホテルから花火が見たい

そのような方向けの記事になっていますので、ぜひご覧ください。

目次

紀北町燈籠(とうろう)祭とは?三重県の夏の風物詩を解説

毎年7月下旬、熊野灘を望む長島港一帯が巨大燈籠と約3,000発の花火に染まります。

まずはお祭りの概要を押さえておきましょう。

きほく燈籠祭の基本情報と歴史

きほく燈籠祭は、旧紀伊長島町の赤羽川の川開きイベントとして1994年に始まった祭りです。

燈籠祭の魅力はなんといっても海に浮かぶ巨大灯籠と花火のコラボレーション。

その幻想的な光景が評判を呼び、近年は県内外からも含めて5万人以上が訪れる三重県屈指の花火大会となっています。

【2025年開催概要】
・開催日:7月26日(土)
・イベント開始:16:30〜
・花火打上げ:19:30〜

海上を彩る燈籠の揺らめきと夜空に咲く大輪の花火、その双方が織り成すコラボレーションは、この時期の紀北町でしか体験できない特別な夏の思い出になりますよ。

彩雲孔雀と彩雲孔雀千輪の魅力

きほく燈籠祭のハイライトは、扇状に開く大仕掛け花火「彩雲孔雀(さいうんくじゃく)」と、彩雲孔雀の上を彩る「彩雲孔雀千輪(さいうんくじゃくせんりん)」です。

この感動的な光景を生み出すのが、紀北町独特の地形である「斜めに折れ曲がった防波堤」。

ここから花火を打ち上げることで半円形に広がる光を作り出し、孔雀の羽根を描きます。

続いて鮮やかな小花火を重ね合わせて“千輪咲き”の雲のグラデーションをつくり出します。

夜空に舞う孔雀は海面にも映り込み、空と海が一体となる幻想的な光景に。

夏の紀北町でしか味わえない色彩とスケールは、一度目にしたら忘れられない迫力です。

会場へのアクセス方法と注意点

JR紀伊長島駅から会場までは徒歩約15分。

当日、会場周辺へは車やバス、タクシーでは乗り入れできません。自家用車の場合は、数か所に設けられる臨時駐車場へ向かい、そこからシャトルバスを利用するのが基本ルート。

駐車場ごとにシャトルバスの有無や運行時間が異なるため、出発前に公式サイトで最新情報を必ず確認しましょう。

また、紀北町の主要道路である国道42号は朝から混雑します。

駐車場は各場所によって開場時間は異なりますが、開場直後に満車になることが多いので、余裕をもった早めの行動が肝心です。

夕方まで車内や駐車場付近で待機する場合は、周辺のトイレの位置も事前にチェックしておくと安心。

夕方になると駅からの来場者や駐車場組が一斉に会場へ移動し、場所取りが本格化します。

会場は海の目の前で真夏は日が傾いても蒸し暑いです。水分と塩分をこまめに補給しながら無理のないペースで行動しましょう。

燈籠(とうろう)祭の会場から近いホテル3選

まずは結論からお伝えすると、燈籠(とうろう)祭の花火を見られる場所は「孫太郎オートキャンプ場」です。

こちらの施設ならば花火を見ることができますが、その他のホテルから花火を見ることはできません。

ただ、燈籠祭当日は会場周辺がかなり混雑するので、周辺の宿で宿泊するとゆっくりと過ごすことができるのでおすすめです。

燈籠祭の会場近辺にあるホテルを4つご紹介します。

下記の全宿泊施設は、ふるさと納税にも対応していますので、ふるさと納税を活用し花火と宿泊を楽しめる旅行も計画できますよ!

孫太郎オートキャンプ場|対岸から花火を楽しむ

きほく燈籠祭の花火を眺められる宿泊施設は、会場の対岸に位置する「孫太郎オートキャンプ場」だけ。
宿泊者しか入れないため混雑とは無縁で、テントを設置できるサイト前にチェアを並べれば、約500m先に上がる彩雲孔雀や彩雲孔雀千輪を建物に遮られず鑑賞できます。

場内には水場・トイレがあり、小さなお子さま連れでも安心。

打ち上げ前後も自分のテントでくつろげるので、交通規制や帰りの渋滞を気にせず花火の余韻を満喫できます。

人混みを避けて“我が家の特等席”から花火を楽しみたいなら、早めのサイト予約が鉄則です。
住所
〒519-3204
三重県北牟婁郡紀北町東長島浅間海岸
電話番号
0597-47-5371
ホームページ
https://magotarou.com/

ホテル季の座|温泉と朝食バイキングが自慢

城ノ浜を一望する和リゾート。

天然温泉で旅の疲れを癒やし、朝は名物「干物バイキング」で自席の七輪で焼く干物は絶品です。
1階のテラス前に鹿などの野生動物が現れることもあり、自然との距離の近さに思わずほっこり。

徒歩でビーチへ直行できるので、夏は海水浴から温泉の贅沢ルートも叶います。

きほく燈籠祭の花火は見えませんが、会場までは車で約15分とアクセス良好。

また、知る人ぞ知る嬉しいポイントとしてきほく燈籠祭の当日は、花火を対岸から鑑賞することができる孫太郎オートキャンプ場まで送迎もあります!
ゆっくりと食事し、混雑を避けた場所から花火を鑑賞、ホテルに戻り温泉で癒される最高の夏を満喫できますよ。

混雑を避けてリラックスしたい人にぴったりの癒し拠点となること間違いなしです。
住所
〒519-3204
三重県北牟婁郡紀北町東長島3043−4
電話番号
0597-46-2111
ホームページ
http://www.1000kodo.com/

Villa お伽噺|愛犬と一緒に過ごせるヴィラタイプ

「愛犬ファースト」を徹底したヴィラ。ドッグランもあり、愛犬も思いっきり駆け回ることができます。
客室に露天風呂もあるため、リラックスして過ごすことができます。

※ワーケーションのお部屋には露天風呂はありません。
夕食は選んだお部屋によって地魚や伊勢エビなど紀北の旬を生かした創作コースかお部屋食(宿弁)が決まっています。

レストランにワンちゃん同席OKなので、食事中も離れ離れになる心配はいりません。
お部屋食のイメージは写真の通りです。

お部屋で愛犬とゆっくりプライベート空間を楽しみたい方にとって、食事場所を選択できるのは嬉しいポイントですよね。

海岸も近く、潮風を感じながら愛犬と散歩できるのも魅力。花火は望めませんが、会場まで車で約15分とアクセス良好です。

また、こちらのVilla お伽噺も季の座と同様にきほく燈籠祭の当日は、花火を対岸から鑑賞することができる孫太郎オートキャンプ場まで送迎もあります!(ワンちゃんは送迎不可)


「愛犬と一緒に快適ステイ」したい方には、紀北町ではこのヴィラ一択と言っても過言ではありません。
住所
〒519-3204
三重県北牟婁郡紀北町東長島3043-4
電話番号
0597-46-3131
ホームページ
https://www.otogibanashi.co.jp/

うまし宿 漁亭 美乃島|和モダンな雰囲気が魅力

食事重視派にぴったりの「うまし宿 漁亭 美乃島」。

日本料亭で腕を磨いた主人が振る舞う「地魚漁亭料理」は、新鮮な魚介を懐石スタイルでたっぷり堪能できるのが最大の魅力。

宿泊は朝夕付きで1人 13,200〜22,000円と良心的。
日帰りの食事プランもあり、「料理だけ楽しみたい」人にも対応しています。
館内は木材を活かした温かなしつらえに、モダンな意匠が溶け込む落ち着いた雰囲気。
祭りで高まった気分をクールダウンしながら、ゆったりとくつろげます。

花火を満喫したあとでも移動の負担が少なく、スケジュールを組みやすい立地です。

リーズナブルに泊まって、地魚のおいしさを存分に楽しみたい方は、美乃島をチェックしてみてください。

ちなみに、きほく燈籠祭の当日に宿泊をご希望の方は”早めの予約”が必須です!
住所
〒519-3209
三重県北牟婁郡紀北町古里1125
電話番号
0597-49-3630
ホームページ
https://www.minosima.com/

燈籠(とうろう)祭で花火がよく見える場所は「会場の最前列」

花火を間近に体感したいなら、打ち上げ筒と海を挟んで向かい合う会場内の堤防の最前列がベストポジションです。

しかし、会場内であれば頭上に花火が打ち上がるためそれほど最前列を気にしなくても大丈夫ですよ。写真などを撮りたい方には、目の前に人のいない最前列がいいかもしれません。

見上げるほどの近距離で大輪が開き、音も光も体に響く迫力はここだけの特権。

「ドーーーンッ」と身体中に響き渡る花火の音は今でも忘れられない思い出です。

ただし日陰がなく日中は強い日差しを浴び続けるため、早くきて花火時間まで場所をとる方は、帽子やこまめな水分補給など暑さ対策を忘れずに準備しておきましょう。

会場の最前列でダイナミックな写真を

会場の最前列は打ち上げ筒と観客席の間に遮るものが一切ないため、レンズに収まりきらないほどダイナミックな花火を真正面で捉えられるポジションです。

花火が海を挟んだ堤防から打ち上がるため、燈籠と大輪の花火を同フレームに収めることも可能。

会場アナウンスがしっかり届くので、 次の発射タイミングをしっかり聞き取り、シャッターチャンスを逃さないのも魅力です。

ただし、堤防周辺は一番きれいに花火を見れるので混雑は避けては通れません。

「障害物ゼロの絶景」と「タイミング把握」を両取りしたいなら、最前列がおすすめです。

【まとめ】紀北町燈籠(とうろう)祭の花火と紀北町の宿泊を楽しもう

この記事では、三重県紀北町の「燈籠祭」で花火が見られる宿泊施設についてまとめました。

「燈籠祭」で花火が見られる宿泊施設のポイントは以下の通りです。

・宿泊施設から花火が見られるのは「孫太郎オートキャンプ場」のみ
・会場も帰り道も大混雑なので、近場のホテルに宿泊するのがおすすめ
・花火の写真を撮るベストポジションは堤防の最前列

「孫太郎オートキャンプ場」からの花火は会場と違って”頭の上”とはいきませんが、目の前が海なので遮るものもなく、「燈籠祭」の花火がきれいに見えます。

予約も激戦になりますが、車やテントをお持ちでしたらこちらのキャンプ場から花火を楽しむのも有力な選択肢になります。

会場の臨場感や熱気、花火の見事さは何より魅力的ですが、行きも帰りも大勢の人たちが移動するので2〜3時間の渋滞は覚悟が必要です。

去年わたしが燈籠祭に行った際は、会場からある程度離れても至る所で渋滞が発生し、帰宅まで時間が倍以上かかり疲労困憊でした。

また、高速道路は片側1車線しかないので、事故や故障等あれば追い抜くこともできず全く進みません。

諸々の処理が済むまで通行止めのように缶詰状態になるので、ある程度紀北町から離れるまでは下道で帰るのがおすすめです。

でも、できれば宿泊がおすすめです。



「せっかくなら紀北町のホテルに泊まって、地元の海の幸や温泉、ゆったりとしたステイをしたらよかった」というのが去年の後悔です(笑)

燈籠祭の花火を見に行く計画を立てている方は、紀北町に泊まる選択肢も視野に入れるとさらに楽しさが広がりますよ。

ちなみに、燈籠祭会場から紀北町のおすすめスポットはどこも車で10分ほどです。

・道の駅 紀伊長島まんぼう
・城ノ浜プール&ビーチ
・かき氷とおそうざいの専門店「のえる」
・古民家カフェ「道瀬食堂」

当日は花火の場所取りで忙しいので、ホテルに泊まった翌日にぜひ遊びに行ってください!
体験記事もどうぞ。

・紀北の季節を味わい尽くすホテル季の座のファミリー旅行:思い出に残る宿泊体験|三重県紀北町
https://vison.mie-vison.org/feature/detail/kihoku-tokinoza.html

・紀北町の海水浴場5選!地元民おすすめの穴場スポットも紹介|三重県紀北町
https://vison.mie-vison.org/feature/detail/kihoku-town-5-beach.html

・マンボウの串焼き!?道の駅・紀伊長島マンボウで三重県の海の幸と珍味を味わう|三重県紀北町
https://vison.mie-vison.org/feature/detail/kihoku-roadside-station-manbou.html

明和町 BUNSUN

明和町/Webマーケター

三重県明和町の生まれ。地元の高校を卒業後、地元の企業で約7年間の経験を積み、その後Webマーケティングの会社を設立しました。
美村で好きな季節は、夜に明和町の海から心地よい風が吹く夏の終わり。昨年、複合型サテライトオフィス「明和インキュベーションセンター」もオープンし、地域内外の交流促進も活発になってきています。落ち着いた自然と住みやすい環境の美村地域を楽しんでください!

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